仮想ノード

仮想ノード(vnode)の概要

Vnodeとも呼ばれる仮想ノードは、計算されたトークンが使用される場合に簡単に達成できるレベルよりも小さい細分性でノード全体にデータを分散させます。vnodeは、Cassandraのさまざまなタスクを簡素化します。

  • トークンは自動的に計算され、各ノードに割り当てられます。
  • ノードの追加または除去の際に、クラスターは自動的にバランス調整されます。クラスターにノードが参加すると、そのノードはクラスターの他のノードからデータを均等に引き受けます。あるノードに障害が発生すると、負荷はクラスターの他のノードに均等に分散されます。
  • クラスターの他のノードすべてがかかわるため、デッド・ノードはより速く再構築できます。
  • クラスター内の各マシンに割り当てられるvnodeの比率を割り当てることができます。そのため、クラスターの構築に大小のコンピューターを使用できます。

詳細については、Cassandra 1.2の仮想ノードの記事を参照してください。既存のクラスターをvnodeに変換するには、「既存の実稼働クラスターでの仮想ノードの有効化」を参照してください。