シリアル整合性レベルはどのように構成されるか

Cassandraでのシリアル整合性レベルは、軽量トランザクションの分離性を管理するために構成できます。

Cassandraでのシリアル整合性レベルは、軽量トランザクションの分離性を管理するために構成できます。軽量トランザクションでは、2つの整合性レベルが定義されています。シリアル整合性レベルでは、軽量トランザクションのシリアル・フェーズ、すなわちPaxosフェーズの整合性レベルが定義されています。軽量書き込みが発生するとすぐに読み取り操作が完了するように保証されることを定義する学習フェーズは、通常の整合性レベルを使用します。シリアル整合性レベルは、条件付きの更新でないクエリーについては無視されます。

シリアル整合性レベル 

シリアル整合性レベル
レベル 説明 使用法
SERIAL 無条件の更新を阻止することにより、軽量トランザクションの直列化可能な整合性を達成します。 この整合性レベルは、軽量トランザクションにのみ使用します。QUORUMと同等です。
LOCAL_SERIAL SERIALと同じですが、データ・センターに限定されます。条件付き書き込みが、同じデータ・センターのクォーラム(過半数)のレプリカ・ノードのコミット・ログとmemtableに書き込まれる必要があります。 SERIALと同じですが、整合性をローカルで(単一データ・センター内で)維持する際に使用します。LOCAL_QUORUMと同等です。