memtableのスループットの構成

書き込みパフォーマンスを向上させるmemtableスループットの構成。

memtableのスループットを構成すると、書き込みのパフォーマンスが向上する可能性があります。Cassandraは、memtableをディスクにフラッシュし、コミット・ログ領域のしきい値を超えると、SSTableを作成します。cassandra.yamlのノードあたりのコミット・ログ領域のしきい値を構成します。memtableのしきい値をどのように調整するかは、データと書き込み負荷に依存します。以下のいずれかの条件の場合、memtableのスループットを増やします。

  • 書き込み負荷には、小さいデータ・セットを対象とした大量の更新が含まれます。
  • 連続書き込みの安定したストリームが発生します。このアクションにより、コンパクションがさらに効率的になります。

memtableにメモリーを割り当てると、キャッシングなどのCassandraの内部構成要素に使用できるメモリーが減るため、慎重に、段階的に少しずつ調整してください。

cassandra.yamlファイルの場所は、インストールのタイプによって異なります。
パッケージ・インストール /etc/cassandra/cassandra.yaml
tarボール・インストール install_location/resources/cassandra/conf/cassandra.yaml
Windowsインストール C:\Program Files\DataStax Community\apache-cassandra\conf\cassandra.yaml