nodetool setcachekeystosave

各キャッシュが保存するキーの数を設定し、再起動後のウォームアップを加速させます。

各キャッシュが保存するキーの数を設定し、再起動後のウォームアップを加速させます。

構文 

$ nodetool <オプション> setcachekeystosave -- <key-cache-keys-to-save> <row-cache-keys-to-save>
  • オプションは以下のとおりです。
    • (-h | --host) <ホスト名> | <IPアドレス>
    • (-p | --port) <ポート番号>
    • (-pw | --password) <パスワード>
    • (-u | --username) <ユーザー名>
    • (-pwf <passwordFilePath | --password-file <passwordFilePath>)
  • -- オプションと間違えられるような引数とオプションを分離します。
  • key-cache-keys-to-saveは、保存済みキャッシュ・ディレクトリーに保存するキー・キャッシュ内のキーの数です。
  • row-cache-keys-to-saveは、保存済みキャッシュ・ディレクトリーに保存する行キャッシュ内のキーの数です。

構文の凡例 

  • 山かっこ(< >)は、リテラルではなく変数を意味する
  • イタリック体は指定が任意であることを意味する
  • パイプ(|)記号はORまたはAND/ORを意味する
  • 省略記号(...)は繰り返し可能を意味する
  • 範囲記号「(」および「)」はリテラルではなく、範囲を示す

説明 

このコマンドは、指定した数のキー・キャッシュと行キャッシュを保存済みキャッシュ・ディレクトリーに保存します。このディレクトリーは、cassandra.yamlで指定します。key-cache-keys-to-save引数は、cassandra.yaml内のkey_cache_keys_to_saveに対応しています。これはデフォルトでは無効になっています(すべてのキーが保存されます)。row-cache-keys-to-save引数は、cassandra.yaml内のrow_cache_keys_to_saveに対応しています。これはデフォルトでは無効になっています。

cassandra.yamlファイルの場所は、インストールのタイプによって異なります。
パッケージ・インストール /etc/cassandra/cassandra.yaml
tarボール・インストール install_location/resources/cassandra/conf/cassandra.yaml
Windowsインストール C:\Program Files\DataStax Community\apache-cassandra\conf\cassandra.yaml