ユーザー定義型

ユーザー定義型を使用すると、テーブル内で関連する情報を持つ複数のフィールドを扱うのが容易になります。

Cassandra 2.1ではユーザー定義型をサポートしています。ユーザー定義型を使用すると、テーブル内で関連する情報を持つ複数のフィールドを扱うのが容易になります。情報を別のテーブルに格納するのではなく、ユーザー定義型を使用して関連する情報のフィールドを表すことで、複数のテーブルを必要とするアプリケーションを、より少ないテーブルを使うようにして簡素化できます。住所の型の例では、ユーザー定義型の使用方法を示します。

以下のコマンドを使用して、ユーザー定義型の作成、変更、削除ができます。 cqlshユーティリティには、ユーザー定義型の仕様を表示したり、すべてのユーザー定義型を一覧表示するための、以下のコマンドが含まれています。 ユーザー定義型は、それを定義したキースペース内で有効です。その範囲外のキースペースから型にアクセスするには、ドット表記を使用します。キースペース名の後にピリオドを付け、その後に型の名前を記述します。Cassandraは、指定されたキースペース内でその型にアクセスしますが、現在のキースペースは変更しません。キースペースを指定しないと、Cassandraは現在のキースペース内のその型にアクセスします。