dse.yaml構成ファイル
dse.yaml構成ファイルは、DataStax Enterpriseの主要な構成ファイルです。
dse.yamlファイルは、DataStax Enterpriseの主要な構成ファイルです。
Cassandraデータベースの構成については、cassandra.yamlファイルを参照してください。- DSE Advanced Securityと認証オプション
- DSEインメモリー
- ノードの健全性
- 健全性ベースのルーティング
- リース統計
- DSE Graphオプション
- DSE Searchオプション
- DSE Analyticsオプション
- 監査ロギング
- DSE Tiered Storage
- DSE Advanced Replication
- ノード間メッセージング
構文
node_health_options:
refresh_rate_ms: 50000
uptime_ramp_up_period_seconds: 86400
dropped_mutation_window_minutes: 30
認証オプション
認証オプションは、同じDataStax Enterpriseクラスターで複数の認証スキームの使用を有効にします。追加の構成はcassandra.yamlファイルで行う必要があります。構成したスキームに管理権限を付与する必要もあります。「権限管理およびオブジェクト・パーミッションの構成」を参照してください。authentication_options:
enabled:false
default_scheme:kerberos
other_schemes:
- internal
scheme_permissions:true
allow_digest_with_kerberos:true
plain_text_without_ssl:warn
transitional_mode:normal
- authentication_options
- これらのオプションを使用するには、cassandra.yamlのauthenticatorをcom.datastax.bdp.cassandra.auth.DseAuthenticatorに設定します。
- enabled
- DSE Unified Authenticatorがユーザーを認証するかどうかを制御します。DSE Unified Authenticatorでは、内部Cassandraパスワード認証、LDAPパススルー認証、およびKerberos認証の任意の組み合わせを使用して認証を提供します。 DSE Unified Authenticatorにより、複数の認証スキームを同時に使用することが可能になります。認証時に使用するスキームは、ドライバーが選択します。
enabled: false
を設定し、AllowAllAuthenticatorと同等のスキームをcassandra.yamlで使用します。 - default_scheme
- ドライバーが特定のスキームを要求しない場合は、認証スキームを選択します。
- internal - 内部のCassandraパスワード認証を使用するプレーン・テキスト認証。
- ldap - パススルーLDAP認証を使用するプレーン・テキスト認証。
- kerberos - Kerberos認証を使用するGSSAPI認証。
- other_schemes
- ドライバーが自動的に選択して使用できるスキームのリスト。このオプションではdefault_schemeと同じスキームのリストを使用できます。
- scheme_permissions
- 特有の認証スキームのパーミッションがロールに必要かどうかを制御します。これらのパーミッションは、DSE Authorizerを使用する場合にのみ付与されます。
- allow_digest_with_kerberos
- DIGEST-MD5認証がKerberosでも許可されるかどうかを制御します。DIGEST-MD5メカニズムは、認証スキームに直接関連付けられていませんが、ノードとジョブ間で認証を渡すときにKerberosが使用します。分析クラスターで、Sparkジョブで使用する場合はtrueに設定します。
- plain_text_without_ssl
- 暗号化されていないクライアント接続でDseAuthenticatorがプレーン・テキスト認証要求に応答する方法を指定します。以下のいずれかの値に設定します。
- block - 要求を認証エラーでブロックします。
- warn - 要求に関する警告をログに記録しますが、続行を許可します。
- allow - 警告を出さずに要求を許可します。
- transitional_mode
- クラスターで認証のセットアップ中にDseAuthenticatorは一時的な移行モードで動作できます。以下のいずれかの値に設定します。
- disabled - 移行モードは無効になります。
- permissive - スーパーユーザーのみが認証されログインできます。他のすべての認証は匿名ユーザーとしてログインが試みられます。
- normal - 認証情報が渡された場合、認証されます。
- 認証が正常に実行された場合、ユーザーはログインします。
- 認証が行われなかった場合、ユーザーは匿名ユーザーとしてログインします。
- 認証情報が渡されなかった場合、ユーザーは匿名ユーザーとしてログインします。
- normal - 認証情報が渡された場合、認証されます。
- 認証が正常に実行された場合、ユーザーはログインします。
- 認証が行われなかった場合、認証エラーが返されます。
- 認証情報が渡されなかった場合、ユーザーは匿名ユーザーとしてログインします。
ロール管理オプション
role_management_options:
mode:internal
- role_management_options
- このオプションを使用するには、cassandra.yamlのrole_managerをcom.datastax.bdp.cassandra.auth.DseRoleManagerに設定します。ロールをDataStax Enterpriseによって内部管理するか、または外部のLDAPサーバーによって管理するかを定義するには、DSE Role管理を構成します。
- mode
- 以下のいずれかの値に設定します。
- internal - (デフォルト)ロールの付与と取り消しは、GRANT ROLE文とREVOKE ROLE文を使用してCQLで設定されるCassandraデータ・ベース・ロールで内部管理されます。
- ldap - ロールの付与と取り消しは、ldap_optionsを使用して構成された外部LDAPサーバーによって管理されます。LDAP認証を構成して使用するには、「LDAPの構成」の手順を実行する必要があります。
認証オプション
authorization_options:
enabled:false
transitional_mode:disabled
- authorization_options
- DataStax Enterprise認証を使用するかどうかを制御します。DSE Authorizer (DseAuthorizer)はCassandraAuthorizerを拡張します。
- enabled
- 認証に対してDSE Authorizerの使用を有効にします。
- transitional_mode
- クラスターで認証のセットアップ中にDSE Authorizerは一時的な移行モードで動作できます。以下のいずれかの値に設定します。
- disabled - 移行モードは無効になります。
- normal - パーミッションはリソースに渡されますが、実行されません。
- strict - パーミッションはリソースに渡され、認証済みユーザーで実行されます。パーミッションは匿名ユーザーに対して実行されません。
Kerberosオプション
kerberos_optionsを使用して、Kerberosを利用するDataStax Enterpriseクラスターのセキュリティを構成します。手順については、「Kerberosを使用したクラスターの認証」を参照してください。
kerberos_options:
keytab:path_to_keytab/dse.keytab
service_principal:dse_user/_HOST@REALM
http_principal:HTTP/_HOST@REALM
qop:auth
- keytab
- キータブ・ファイルには、完全に解決された両方のプリンシパル名の認証情報が含まれている必要があります。これにより、_HOSTを
service_principal
およびhttp_principal
設定でホストの完全修飾ドメイン名(FQDN)に置き換えます。DSEを実行しているUNIXユーザーには、キータブの読み取りパーミッションも必要です。 - service_principal
- Cassandraが実行されるservice_principalでは、dse_user/_HOST@REALM形式を使用する必要があります。ここで
dse_user
は、- Installer-Servicesおよびパッケージのインストール: cassandra
- パッケージ・インストール: サービスを起動するUNIXユーザーの名前
- _HOSTは、ブロードキャスト・アドレスの逆のDNSルックアップに変換されます。
- REALMはKerberosレルムの名前です。Kerberosプリンシパルでは、REALMはすべて大文字で指定します。
- http_principal
- http_principalは、Tomcatアプリケーション・コンテナによって、DSE Searchを実行するために使用されます。Tomcat Webサーバーは、GSS-APIメカニズム(SPNEGO)を使用して、GSSAPIセキュリティ・メカニズム(Kerberos)をネゴシエートします。REALMをKerberosレルムの名前に設定します。Kerberosプリンシパルでは、REALMはすべて大文字で指定します。
- qop
- クライアントとサーバーが相互接続のために使用できる保護品質(QOP)値のコンマ区切りリスト。クライアントには複数のQOP値を指定することができますが、サーバーに指定できるのは1つのQOP値のみです。有効な値:
- auth - デフォルト:認証のみ。
- auth-int - すべての転送データの認証とインテグリティの保護
- auth-conf - すべての転送データの認証、インテグリティの保護、および暗号化
auth-confを使用する暗号化は別個のものであり、SSLを使用した暗号化とは関係ありません。auth-confとSSLの両方を有効化すると、転送されるデータは2回暗号化されます。DataStaxでは、いずれか方法のみを選択し、暗号化と認証の両方に使用することを推奨します。
LDAPオプション
ldap_options:
server_host:localhost
server_port: 389
search_dn:cn=Admin
search_password:secret
use_ssl:false
use_tls:false
truststore_path:
truststore_password:
truststore_type:jks
user_search_base:ou=users,dc=example,dc=com
user_search_filter:(uid={0})
user_memberof_attribute:memberof
group_search_type:directory_search#
group_search_base:#
group_search_filter:(uniquemember={0})
group_name_attribute:cn
credentials_validity_in_ms: 0
connection_pool:
max_active: 8
max_idle: 8
- server_host
- LDAPサーバーのホスト名。デフォルト:localhost
- server_port
- LDAPサーバーがリッスンするポート。デフォルト: 389
- search_dn
- LDAPサーバーで別のユーザーを検索するのに使用されるユーザー名。存在しない場合は、検索に匿名バインドが使用されます。
- search_password
search_dn
ユーザーのパスワード。- use_ssl
- LDAPサーバーへのSSL接続を有効にするには、
true
に設定します。true
に設定すると、server_port
をLDAPサーバーのSSLポートに変更する必要がある場合があります。デフォルト:false - use_tls
- LDAPサーバーへのTLS接続を有効にするには、
true
に設定します。true
に設定する場合は、server_port
をLDAPサーバーのTLSポートに変更してください。デフォルト:false - truststore_path
- SSL証明書のトラストストアのパス。
- truststore_password
- トラストストアにアクセスするためのパスワード。
- truststore_type
- トラストストアのタイプ。デフォルト:jks
- user_search_base
- ドメインの検索ベース。ユーザーの検索に使用します。LDAPドメインの
ou
およびdc
要素を設定します。通常、これはou=users,dc=domain,dc=top_level_domain
に設定します。たとえば、ou=users,dc=example,dc=com
。 - user_search_filter
- ユーザー名を検索するための検索フィルター。デフォルト:uid={0}
- user_memberof_attribute
- DataStax Enterprise統一認証のロール管理で使用する場合。グループ・メンバーシップ情報を含んだユーザー・エントリーの属性。
- group_search_type
- DataStax Enterprise統一認証のロール管理で使用する場合。ユーザーのグループ・メンバーシップを決める方法を定義します。以下のいずれかの値を選択します。
- directory_search - group_search_baseのサブツリー検索を実行して結果をフィルターし、group_search_filterに一致するグループを見つけます。(デフォルト)
- memberof_search - ユーザーのmemberof属性からグループを取得します。ディレクトリー・サーバーはmemberofのサポートが必要です。
- group_search_base
- グループ・メンバーシップの検索ベースとなるグループの一意の識別名(DN)。
- group_search_filter
- 検索でフィルターされるLDAPグループ。デフォルト:(uniquemember={0})
- group_name_attribute
- LDAPグループ名を保持するグループ・エントリーの属性。デフォルト:cn
- credentials_validity_in_ms
- 認証情報キャッシュの時間(単位はミリ秒)。デフォルト: 0
- search_validity_in_seconds
- 検索キャッシュの時間(単位はミリ秒)。デフォルト: 0
- connection_pool
-
- max_active - LDAPサーバーへのアクティブな接続の最大数。 デフォルト: 8
- max_idle - 要求待ちプールでのアイドル接続の最大数。 デフォルト: 8
システムの暗号化設定
system_info_encryption:
enabled:false
cipher_algorithm:AES
secret_key_strength: 128
chunk_length_kb: 64
key_name:system_table_keytab
- system_info_encryption
- system.batchlog、system.paxos、ヒント・ファイル、コミット・ログなどの機密情報が含まれている可能性があるシステム・テーブルを暗号化します。
- enabled
- 有効にすると、機密情報が含まれているシステム・テーブルが暗号化されます。既存のデータでノードのシステム・テーブル暗号化を有効にする場合、nodetool upgradesstables -aを、リストされたテーブル上で実行します。デフォルト:false
機密情報が含まれている可能性があるシステム・トレースは、この設定の影響を受けません。トレースを暗号化するには、system_tracesキースペースでテーブルの暗号化を構成します。TDEを使用したテーブルごとの暗号化の構成を参照してください。
- cipher_algorithm
- デフォルト:AES
- secret_key_strength
- デフォルト: 128
- chunk_length_kb
- デフォルト: 64
- key_name
- system_key_directory/system/key_nameで、システム・テーブルを暗号化するために作成されるキー・ファイルの名前。key_provider: KmipKeyProviderFactoryを使用する場合はコメント・アウトします。デフォルト:system_table_keytab
- key_provider
- キー・プロバイダーとしてKMIPホストを使用する場合に、ローカル暗号化のみに使用できる代替キー・プロバイダー。KmipKeyProviderFactoryを使用する場合は、このフィールドを省略します。デフォルト:KmipKeyProviderFactory
- kmip_host
- key_provider:KmipKeyProviderFactoryの場合、KMIPキー・サーバーまたはKMIPキー・サーバーのグループを説明するdse.yamlで、kmip_hostsエントリーに定義されたkmip_groupname。
暗号化およびシステム・キーの設定
system_key_directory:/etc/dse/conf
config_encryption_active:false
config_encryption_key_name:system_key
- system_key_directory
- システム・キーと呼ばれるグローバルな暗号化キーが作成され格納されるディレクトリー。SSTable暗号化に使用するキーは、すべてのノードに分散する必要があります。DataStax Enterpriseは、このディレクトリーに読み取り書き込みができ、パーミッションが700で、DSEユーザーに所属する必要があります。デフォルト:/etc/dse/conf
- config_encryption_active
- trueに設定する場合(デフォルト:false)、以下の構成値を暗号化する必要があります。dse.yaml
ldap_options.search_password ldap_options.truststore_password
server_encryption_options.keystore_password server_encryption_options.truststore_password client_encryption_options.keystore_password client_encryption_options.truststore_password ldap_options.truststore_password
- config_encryption_key_name
- 構成ファイルに格納されているパスワードの暗号化と復号化用の、システム・キーの名前です。キーファイルを暗号化するには、dsetool createsystemkeyを使用します。config_encryption_activeがtrueの場合、system_key_directoryオプションでこの名前の有効なキーを指定する必要があります。デフォルト:system_key
KMIPの暗号化オプション
kmip_hosts:
kmip_groupname:
hosts:kmip1.yourdomain.com, kmip2.yourdomain.com
keystore_path:pathto/kmip/keystore.jks
keystore_type:jks
keystore_password:password
truststore_path:pathto/kmip/truststore.jks
truststore_type:jks
truststore_password:password
- kmip_hosts
- KMIPプロトコルをサポートするキー・サーバーの接続設定。
- kmip_groupname
- 1台または複数のKMIPサーバー、キー設定、証明書を構成するオプションのグループのユーザー定義名。KMIPキー・サーバーまたはKMIPキー・サーバーのグループごとにkmip_groupnameセクションのオプションを構成します。異なるキー・サーバー構成設定を使用すると、別のキー・サーバーを使用してテーブル・データを暗号化することができ、DDL文や他の構成にキー・サーバー構成情報を入力する必要がなくなります。複数のKMIPホストがサポートされています。
- hosts
- KMIPキー・サーバー用のホスト[:port]のコンマ区切りリスト。ロード・バランス機能はありません。フェイルオーバー・シナリオでは、フェイルオーバーは、リストの順番どおりに発生します。例:
hosts: kmip1.yourdomain.com, kmip2.yourdomain.com
- keystore_path
- KMIPキー・サーバーへのDSEノードを識別するjavaキーストアのパス。例:
/path/to/keystore.jks
- keystore_type
- キー・ストアのタイプ。デフォルト値はjksです。
- keystore_password
- キー・ストアにアクセスするためのパスワード。
- truststore_path
- DataStax EnterpriseノードへのKMIPキー・サーバーを識別するjavaトラストストアのパス。例:
/path/to/truststore.jks
- truststore_type
- トラストストアのタイプ。
- truststore_password
- トラストストアにアクセスするためのパスワード。
- key_cache_millis
- KMIPホストから読み取られる暗号化キーをローカルにキャッシュする時間(ミリ秒)。暗号化キーをキャッシュしておく時間が長ければ長いほど、KMIPキー・サーバーに送信される要求は少なくなりますが、取り消しのような変更がDataStax Enterpriseノードに伝播するのにかかる時間も長くなります。DataStax Enterpriseは同時暗号化を使用するので、複数のスレッドが、KMIPキー・サーバーからシークレット・キーを同時にフェッチします。デフォルト:300000。DataStaxでは、デフォルト値の使用を推奨します。
- timeout
- ソケット・タイムアウト(単位はミリ秒)。デフォルト:1000。
DSEインメモリー・オプション
- max_memory_to_lock_mb
- DSEインメモリーを使用するには、以下のいずれかのすべてのインメモリー・テーブルに使用するシステム・メモリーの容量を指定します。 オプションを選択します。
- max_memory_to_lock_fraction
システム・メモリーに対する割合を指定します。デフォルト値の0.20は、システム・メモリーの最大20%を使用することを指定します。
- max_memory_to_lock_mb
メモリの最大容量をMBで指定します。
- max_memory_to_lock_fraction
ノードの健全性オプション
node_health_options:
refresh_rate_ms: 50000
uptime_ramp_up_period_seconds: 86400
dropped_mutation_window_minutes: 30
- node_health_options
- ノードの健全性オプションは常に有効です。
- refresh_rate_ms
- デフォルト: 60000
- uptime_ramp_up_period_seconds
- ノードの稼働時間スコアがノードの健全性スコアを0から1(完全な健全性)に進めるために必要な連続稼働時間。直近で削除されたミューテーションはないと想定しています。健全性スコアは削除されたミューテーションと稼働時間に基づく複合的なスコアです。ヒント:ノードがダウンタイム後にリペアした場合、稼働時間を予想リペア時間まで増やすことができます。デフォルト:86400(1日)
- dropped_mutation_window_minutes
- 削除されたミューテーションの量がノードの健全性スコアに影響を与える履歴的な時間枠。デフォルト: 30
健全性ベースのルーティング
enable_health_based_routing:true
- enable_health_based_routing
-
特定のトークン範囲について複数の候補が存在する場合、ノードの健全性を考慮するSolr分散クエリーのレプリケーションを選択できるようにします。健全性ベースのルーティングにより、インデックスの整合性とクエリー・スループット間のトレード・オフが可能になります。パフォーマンスを最重要視する場合、健全性ベースのルーティングを有効にしないでください。デフォルト:true
リース・メトリクス
lease_metrics_options:
enabled:false
ttl_seconds 604800
- lease_metrics_options
- リース・ホルダー統計はリース・サブシステムでJob TrackerノードとSpark Masterノードの自動管理を監視します。
- enabled
- リース・ホルダーに関するログ・エントリーを有効(true)または無効(false)にします。通常、ロギングは有効にしません。デフォルト:true
- ttl_seconds
- リース・ホルダーの変更ログを保持する時間をミリ秒単位で定義します。リース・ホルダー変更のロギングは常に有効で、オーバーヘッドは非常に低くなります。デフォルト: 604800
Solrインデックスの暗号化設定
solr_encryption_options:
decryption_cache_offheap_allocation:true
decryption_cache_size_in_mb: 256
- solr_encryption_options
- 設定を指定して、Solrインデックスの暗号化を調整します。
- decryption_cache_offheap_allocation
- Solr復号化キャッシュをオフヒープJVMに割り当てるかどうかを指定します。デフォルト:true
- decryption_cache_size_in_mb
- 共有Solr復号化キャッシュの最大サイズをメガバイトで指定します。デフォルト: 256
Solrインデックス用のスケジューラー設定
ttl_index_rebuild_options:
fixed_rate_period: 300
initial_delay: 20
max_docs_per_batch: 200
thread_pool_size: 1
- ttl_index_rebuild_options
- ttl_index_rebuild_optionsの設定により、スケジューラーを管理し、クエリーと期限切れデータの削除ができるようにします。
- fix_rate_period
- 期限切れデータをチェックする頻度を秒単位でスケジュールします。デフォルト: 300
- initial_delay
- 最初のTTLチェックを秒単位で遅延させることにより、起動を迅速化します。デフォルト: 20
- max_docs_per_batch
- TTLリビルド・スレッドにより確認し削除するドキュメントのバッチあたりの最大数を設定します。 デフォルト: 200
- thread_pool_size
- システム・リソースの消費量を管理し、多くのSolrコアがTTL同時削除を実行しないようにするには、TTLクリーンナップを同時実行する最大コア数を定義します。デフォルト: 1
CQL Solrページング
ページング動作を指定するオプション。
- cql_solr_query_paging
- デフォルト:オフ。
Solrシャード・トランスポート・オプション
shard_transport_optionsは、DSE Searchノード間のノード間通信にnettyを使用します。HTTPは廃止予定です。「DSE Search通信用のシャード・トランスポート・オプション」も参照してください。
shard_transport_options:
type:netty
netty_server_port: 8984
netty_server_acceptor_threads:
netty_server_worker_threads:
netty_client_worker_threads:
netty_client_max_connections:
netty_client_request_timeout
netty_max_frame_length_in_mb:#
#「http」トランスポート・タイプに固有のオプションは廃止予定です。
# http_shard_client_conn_timeout: 0
# http_shard_client_socket_timeout: 0
- type
-
- netty TCPベースの通信では、レイテンシーが短くなり、スループットが改善され、リソース消費量が少なくなります。
- httpHTTPベース標準インターフェイスを使用します、廃止。
- netty_server_port
- TCPのリッスン・ポート。DataStax Enterprise 5.0以前のリリースでは、この設定は、nettyトランスポートを必須で使用し、5.0へのアップグレード時にのみ使用されます。すべてのノードが5.0を実行するようになって以降、このノードがコーディネートする要求は、このポートで他のノードに通信しなくなりました。5.0以降では、要求はノード間メッセージング・オプションを使用します。デフォルト: 8984
- netty_server_acceptor_threads
- サーバー・アクセプター・スレッドの総数。デフォルト:number_of_available_processors
- netty_server_worker_threads
- サーバー・ワーカー・スレッドの総数。デフォルト:number_of_available_processors * 8
- netty_client_worker_thread
- クライアント・ワーカー・スレッドの総数。デフォルト:number_of_available_processors * 8
- netty_client_max_connections
- クライアント接続の最大数。デフォルト: 100
- netty_client_request_timeout
- クライアント要求タイムアウトは、Solr分散要求がシャード応答を待機する最大累積時間です(単位はミリ秒)。デフォルト: 60000
- netty_max_frame_length_in_mb
- メッセージ・フレームの最大長(メガバイト単位)。デフォルト: 256
type:httpの場合、以下のhttpトランスポート設定を定義して、DSE Searchノード間のノード間通信を構成します。操作の妨げを避けるため、DataStaxでは、以下の設定を有限値に変更することを強く推奨します。以下の設定はSolrコア全体で有効です。
Solrインデックス作成の設定
max_solr_concurrency_per_core: 2
# enable_back_pressure_adaptive_nrt_commit:true
# back_pressure_threshold_per_core: 1000
# flush_max_time_per_core: 5
# load_max_time_per_core: 5
# enable_index_disk_failure_policy:false
# solr_data_dir:/MyDir
# solr_field_cache_enabled:false
- max_solr_concurrency_per_core
- Solrコアあたりの同時非同期インデックス作成スレッドの最大数を構成します。1に設定すると、DSE Searchでは同期インデックス作成動作を単一スレッドで使用します。最適なパフォーマンスを実現するには、利用可能なCPUコアをSolrコア数で割った数にこの値を割り当てます。たとえば、CPUコアが12でSolrコアが3の場合、4の値が提案されます。「マルチスレッド・インデックス作成の構成および「Increasing indexing throughput」も参照してください。デフォルト:number_of_available_CPU_cores注: Solr同時レベル1への動的切り替えは許可されていません。
- enable_back_pressure_adaptive_nrt_commit
- 背圧システムが最大自動ソフト・コミット時間(solrconfig.xmlファイル内でコアごとに定義される)を実際の負荷にあわせることができるようにします。設定はNRT(ニア・リアルタイム)コアについてのみ有効になります。Solrコアが有効にしたライブ・インデックスをRT(リアルタイム)で使用する場合、適応できるコミットはこのプロパティ値に関係なく無効になります。デフォルト:true
- back_pressure_threshold_per_core
- キューに取り込まれる非同期インデックス作成要求のSolrコアごとの総数。この値を超えると、バック・プレッシャーが、新しく受信する要求をスロットルすることにより、過剰なリソース消費を防止します。DataStaxでは、1000のデフォルトのback_pressure_threshold_per_core値を使用してしきい値をSolrコアの1000倍数に設定することを推奨します。デフォルト: 1000
- flush_max_time_per_core
Solrコミット時間またはCassandraフラッシュ時間のいずれかに発生する、非同期インデックス更新のフラッシュを待機する最大時間(単位は分)です。この値を変更するには専門レベルの知識が必要です。常に値を高めに設定して、フラッシュが正常に完了するようにします。設定値を超えると、インデックスの更新が部分的にコミットされ、データの持続性を確保するためにCassandraコミット・ログはTRUNCATEされません。
注: タイムアウトが発生すると、通常、このノードが過負荷になりタイムリーにフラッシュできないことを意味します。ライブのインデックス作成では、非同期インデックスの更新をフラッシュする時間が増えます。デフォルト: 5- load_max_time_per_core
- Solrコアが起動時に読み込んだり、動作を作成/リロードしたり、表示されたりするまで待機する最大時間です(分単位)。この高度なオプションは、コアの読み込み時に例外が発生した場合にのみ変更します。デフォルト:1(指定しない場合)。
- enable_index_disk_failure_policy
- インデックスの更新中にIOExceptionsが発生した場合、DSE Searchは、構成されたCassandraのディスク障害ポリシーをアクティブ化します。デフォルト:false
- solr_data_dir
- インデックス・データを格納するディレクトリーです。デフォルトでは、Solrデータはcassandra_data_dir/solr.dataに保存されるか、dse.solr.data.dirシステム・プロパティによって指定された場所に保存されます。
- solr_field_cache_enabled
- Luceneフィールド・キャッシュは廃止予定です。代わりに、ソート、ファセット、グループ分けが行われるフィールドについては、schema.xmlファイルのフィールドでdocValues="true"を設定します。Solrコアを再度読み込み、インデックスを付け直します。デフォルト値はfalseです。Falseをオーバーライドするには、Solr要求でuseFieldCache=trueを設定します。
Solr CQLクエリー・オプション
cql_solr_query_executor_threads: 2
cql_solr_query_row_timeout: 10000
performance_max_threads: 32
- cql_solr_query_executor_threads
- CQL Solrクエリー中に行を取得するためのスレッドの最大数です。この値は要求全体とコア全体に適用されます。デフォルト:使用可能なプロセッサーの数* 10
- cql_solr_query_row_timeout
- CQL Solrクエリー中にCassandraが各行を読み取るのを待機する最大時間(単位はミリ秒)です。デフォルト:10000ミリ秒(10秒)
- performance_max_threads
- パフォーマンス・サービスが使用するスレッドの最大数です。cassandra.yamlファイルでconcurrent_writesの値に制限されています。デフォルト: 32
CQLパフォーマンス・サービス・オプション
graph_events:
enabled:false
ttl_seconds:600
cql_slow_log_options:
enabled:true
threshold: 2000.0
minimum_samples: 100
ttl_seconds:259200
cql_system_info_options:
enabled:false
refresh_rate_ms:10000
resource_level_latency_tracking_options:
enabled:false
refresh_rate_ms:10000
db_summary_stats_options:
enabled:false
refresh_rate_ms:10000
cluster_summary_stats_options:
enabled:false
refresh_rate_ms:10000
histogram_data_options:
enabled:false
refresh_rate_ms: 10000
retention_count:3
user_level_latency_tracking_options:
enabled:false
refresh_rate_ms: 10000
top_stats_limit: 100
quantiles:false
- graph_events
グラフ・イベント情報です。graph_events: enabled:false ttl_seconds:600
- enabled
- グラフ・イベントのログ・エントリーを有効(true)または無効(false)にします。デフォルト:true
- ttl_seconds
- TTLをミリ秒単位で定義します。デフォルト: 600
- cql_slow_log_options
指定した時間より長くかかったSolr用の分散サブクエリー(個別シャードでのクエリー実行)を報告します。「遅いクエリーの収集」を参照してください。cql_slow_log_options: enabled:true threshold: 2000.0 minimum_samples: 100 ttl_seconds:259200
- enabled
- 遅いクエリーのログ・エントリーを有効(true)または無効(false)にします。デフォルト:true
- threshold
- しきい値を定義します(ミリ秒単位でまたはパーセンタイルとして)。デフォルト: 2000
- 1より大きい値は時間で表示され、指定したミリ秒数より長くかかったクエリーは記録されます。
- 0〜1の値はパーセンタイルとして表示され、このパーセンタイルを超えるクエリーは記録されます。
- minimum_samples
- パーセンタイル・フィルターをアクティブ化する前に最初のクエリー番号を定義します。デフォルト: 100
- ttl_seconds
- 時間をミリ秒単位で定義し、遅いクエリーのログ・エントリーを保存します。デフォルト: 259200
- cql_system_info_options
CQLシステム情報テーブルの設定「システム・レベル診断情報の収集」を参照してください。cql_system_info_options: enabled:false refresh_rate_ms:10000
- enabled
- デフォルト:false
- refresh_rate_ms
- デフォルト: 10000
- resource_level_latency_tracking_options
データ・リソース・レイテンシー追跡の設定。「システム・レベル診断情報の収集」を参照してください。resource_level_latency_tracking_options: enabled:false refresh_rate_ms:10000
- enabled
- デフォルト:false
- refresh_rate_ms
- デフォルト: 10000
- db_summary_stats_options
データベース・サマリー統計の設定。「データベース・サマリー診断情報の収集」を参照してください。db_summary_stats_options: enabled:false refresh_rate_ms:10000
- enabled
- デフォルト:false
- refresh_rate_ms
- デフォルト: 10000
- cluster_summary_stats_options
クラスター・サマリー統計の設定。「クラスター・サマリー診断情報の収集」を参照してください。cluster_summary_stats_options: enabled:false refresh_rate_ms:10000
- enabled
- デフォルト:false
- refresh_rate_ms
- デフォルト: 10000
- histogram_data_options
カラム・ファミリー・ヒストグラム・データ・テーブルの設定。「テーブル・ヒストグラム診断情報の収集」を参照してください。histogram_data_options: enabled:false refresh_rate_ms: 10000 retention_count:3
- enabled
- デフォルト:false
- refresh_rate_ms
- デフォルト: 10000
- retention_count
- デフォルト: 3
- user_level_latency_tracking_options
ユーザー・リソース・レイテンシー追跡の設定。「ユーザー・アクティビティー診断情報の収集」を参照してください。user_level_latency_tracking_options: enabled:false refresh_rate_ms: 10000 top_stats_limit: 100 quantiles:false
- enabled
- デフォルト:false
- refresh_rate_ms
- デフォルト: 10000
- top_stats_limit
- デフォルト: 100
- quantiles
- デフォルト:false
Solrパフォーマンス・サービス・オプション
solr_indexing_error_log_options:
enabled:false
ttl_seconds: 604800
async_writers:1
solr_slow_sub_query_log_options:
enabled:false
ttl_seconds: 604800
threshold_ms: 100
async_writers:1
solr_update_handler_metrics_options:
enabled:false
ttl_seconds: 604800
refresh_rate_ms:60000
solr_request_handler_metrics_options:
enabled:false
ttl_seconds: 604800
refresh_rate_ms:60000
solr_index_stats_options:
enabled:false
ttl_seconds: 604800
refresh_rate_ms:60000
solr_cache_stats_options:
enabled:false
ttl_seconds: 604800
refresh_rate_ms:60000
solr_latency_snapshot_options:
enabled:false
ttl_seconds: 604800
refresh_rate_ms: 60000
- solr_indexing_error_log_options
- Solrドキュメントのインデックス作成時に発生したエラーを収集して記録できます。
- enabled
- デフォルト:false
- ttl_seconds
- デフォルト: 604800
- async_writers
- ログへの書き込み専用のサーバー・スレッドの数を定義します。複数のサーバー・スレッドはパフォーマンスを低下させる可能性があります。デフォルト: 1
- solr_slow_sub_query_log_options
- 「遅いSolrクエリーの収集」を参照してください。
- enabled
- デフォルト:false
- ttl_seconds
- デフォルト: 604800
- async_writers
- ログへの書き込み専用のサーバー・スレッドの数を定義します。複数のサーバー・スレッドはパフォーマンスを低下させる可能性があります。デフォルト: 1
- threshold_ms
- デフォルト: 100
- solr_update_handler_metrics_options
- 「ハンドラー統計の収集」を参照してください。
- enabled
- デフォルト:false
- ttl_seconds
- デフォルト: 604800
- refresh_rate_ms
- デフォルト: 60000
- solr_index_stats_options
- 「インデックス統計の収集」を参照してください。
- enabled
- デフォルト:false
- ttl_seconds
- デフォルト: 604800
- refresh_rate_ms
- デフォルト: 60000
- solr_cache_stats_options
- 「キャッシュ統計の収集」を参照してください。
- enabled
- デフォルト:false
- ttl_seconds
- デフォルト: 604800
- refresh_rate_ms
- デフォルト: 60000
- solr_latency_snapshot_options
- 「Solrパフォーマンス統計の収集」を参照してください。
- enabled
- デフォルト:false
- ttl_seconds
- デフォルト: 604800
- refresh_rate_ms
- デフォルト: 60000
DSE Analytics Sparkオプション
initial_spark_worker_resources: 0.7
spark_daemon_readiness_assertion_interval: 1000
spark_encryption_options:
enabled:false
keystore:.keystore
keystore_password:cassandra」のパスワード
key_password:cassandra
truststore:.truststore
truststore_password:cassandra」のパスワード
- initial_spark_worker_resources
- DataStax Enterpriseは、特定のSparkワーカーによって提供されるメモリー容量とコア数を半自動的に制御できます。システム・リソースのどの部分をSparkワーカーで使用できるかを指定します。使用可能なリソースは以下の方法で計算されます。
Spark Worker memory = initial_spark_worker_resources * (total system memory - memory assigned to Cassandra)
Spark Worker cores = initial_spark_worker_resources * total system cores
このメカニズムは、Sparkワーカーのメモリー容量とコア数を設定する場合にデフォルトで使用されます。デフォルトをオーバーライドするには、spark-env.shファイルのSPARK_WORKER_MEMORYオプションとSPARK_WORKER_CORESオプションの一方または両方のコメントを解除して編集します。
- spark_daemon_readiness_assertion_interval
- Sparkマスターとワーカーが開始できるようになるまでSparkプラグインがリトライを行う時間間隔(ミリ秒単位)。デフォルト: 1000
- spark_encryption_options
- Spark暗号化は、SparkクライアントとSparkクラスター間およびSparkノード間通信で有効にできます。Spark暗号化は、Sparkの以下の通信プロトコルにのみ適用されます。
- Akkaを介した制御メッセージ
- HTTPまたはHTTPSとのファイル共有
- enabled
- SparkクライアントとSparkクラスター間およびSparkノード間通信のSpark暗号化を有効または無効にします。デフォルト:false
- keystore
- Spark暗号化キーのキーストア。相対ファイル・パスは、SPARK_CONF_DIR環境変数で定義されるSpark構成ベース・ディレクトリーです。デフォルトのSpark構成ディレクトリーはresources/spark/confです。デフォルト:.keystore
- keystore_password
- キーストアにアクセスするためのパスワード。デフォルト:
- key_password
- デフォルト:cassandra
- truststore
- Spark暗号化キーのキーストア。 相対ファイル・パスは、SPARK_CONF_DIR環境変数で定義されるSpark構成ベース・ディレクトリーです。デフォルトのSpark構成ディレクトリーはresources/spark/confです。
- truststore_password
- トラストストアにアクセスするためのパスワード。デフォルト:cassandra
- protocol
- 暗号化プロトコルを定義します。デフォルト:TLS
- cipher_suites
- Spark暗号化用の暗号化スイートを定義します。デフォルト:[TLS_RSA_WITH_AES_128_CBC_SHA,TLS_RSA_WITH_AES_256_CBC_SHA]
DSEファイル・システム(DSEFS)オプション
DSEファイル・システム(DSEFS)を有効にして構成するプロパティです。dsefs_options:
enabled:false
keyspace_name:dsefs
work_dir:/var/lib/dsefs
public_port: 5598
private_port: 5599
data_directories:
- dir:/var/lib/dsefs/data
storage_weight: 1.0
min_free_space:5368709120
# DSEFSの高度なプロパティ
# service_startup_timeout_ms: 30000
# service_close_timeout_ms: 600000
# server_close_timeout_ms: 600000
# gossip_options:
# round_delay_ms: 5000
# startup_delay_ms: 5000
# shutdown_delay_ms: 30000
# rest_options:
# request_timeout_ms: 330000
# connection_open_timeout_ms: 55000
# client_close_timeout_ms: 60000
# server_request_timeout_ms: 300000
# transaction_options:
# transaction_timeout_ms: 3000
# conflict_retry_delay_ms: 200
# execution_retry_delay_ms: 1000
# execution_retry_count: 3
- dsefs_options
- DSEファイル・システム(DSEFS)オプション
- enabled
- DSEファイル・システムを有効または無効にします。デフォルト:false
- keyspace_name
- DSEFSメタデータが格納されるキースペース。クラスターごとに異なるキースペース名を指定することにより、オプションで単一データ・センター内に複数のDSEFSファイル・システムを構成できます。デフォルト:dsefs
- work_dir
- ノードIDを含む、ローカルなノード・メタデータを格納するためのローカル・ディレクトリー。このディレクトリーに格納されるデータ量は名目上で、スループット、レイテンシー、または容量を構成する必要はありません。このディレクトリーはDSEFSノードと共有しないでください。
- public_port
- DSEFSがクライアントをリッスンするパブリック・ポート。DataStaxでは、クラスター内のすべてのノードに同じ値を割り当てることを推奨しています。ファイアウォールは信頼できるクライアントにこのポートを開く必要があります。このポートのサービスはRPCアドレスに結び付けられます。デフォルト: 5598
- private_port
- DSEFSノード間通信用のプライベート・ポートです。このポートをファイアウォールに開かないでください。このプライベート・ポートは、クラスターの外側から見えてはいけません。デフォルト: 5599
- data_directories
- DSEFSデータが格納される1つ以上のデータの格納先。
- - dir
- ディレクトリーのセットを識別する必須の属性です。DataStaxでは、これらのデータ・ディレクトリーを、Cassandra用に使用しているデバイスとは異なる物理デバイスに分離しておくことを推奨しています。JBODで複数のディレクトリーを使用すると、パフォーマンスとキャパシティが向上します。デフォルト:/var/lib/dsefs
- storage_weight
- この場所の重み付け係数は、クラスター内の他のディレクトリーと比べて、このディレクトリーに配置するデータの量を指定します。この柔軟な制約によってDSEFSがデータを分散する方法が決められます。たとえば、値が3.0のディレクトリーに送り込まれるデータは、値が1.0のディレクトリーよりも3倍近く多くなります。デフォルト: 1.0
- min_free_space
- ファイル・データ・ブロックの格納に使用されない保留スペース(バイト単位)です。測定単位のサフィックスを使用して、他のサイズ単位を指定できます。例:テラバイト(1tb)、ギガバイト(10g)、メガバイト(5000mb)などです。デフォルト: 5368709120
# DSEFSの高度なプロパティ
# service_startup_timeout_ms: 30000
# service_close_timeout_ms: 600000
# server_close_timeout_ms: 600000
# gossip_options:
# round_delay_ms: 5000
# startup_delay_ms: 5000
# shutdown_delay_ms: 30000
# rest_options:
# request_timeout_ms: 330000
# connection_open_timeout_ms: 55000
# client_close_timeout_ms: 60000
# server_request_timeout_ms: 300000
# transaction_options:
# transaction_timeout_ms: 3000
# conflict_retry_delay_ms: 200
# execution_retry_delay_ms: 1000
# execution_retry_count: 3
- service_startup_timeout_ms
- サービスのブートストラップ待機中にDSEFSサーバーがタイムアウトするまでの待機時間(ミリ秒単位)。デフォルト: 30000
- service_close_timeout_ms
- サービス終了の待機中にDSEFSサーバーがタイムアウトするまでの待機時間(ミリ秒単位)。デフォルト: 600000
- server_close_timeout_ms
- DSEFSサーバーが、シャットダウン時に保留の接続がすべて閉じるまで待機する時間(ミリ秒単位)。
- gossip options
- DSEFSゴシップ・ラウンドを構成するためのオプション。
- # round_delay_ms:
- ゴシップ・ラウンド間の遅れ(ミリ秒単位)。デフォルト: 5000
- startup_delay_ms
- 場所を登録しCassandraから他の場所をリード・バックするまでの遅延時間(ミリ秒単位)。デフォルト: 5000
- shutdown_delay_ms
- シャットダウンを通知しノードがシャットダウンするまでの遅延時間(ミリ秒単位)。デフォルト: 30000
- rest_options
- DSEFSの静止時間を構成するためのオプション。
- request_timeout_ms
- 指定された要求に対応する応答をクライアントが待機する時間(ミリ秒単位)。デフォルト: 330000
- connection_open_timeout_ms
- クライアントが新しい接続を確立するまで待機する時間(ミリ秒単位)。デフォルト: 55000
- client_close_timeout_ms
- 接続を閉じるまでにクライアントが保留の転送を実行するまで待機する時間(ミリ秒単位)。デフォルト: 60000
- server_request_timeout_ms
- サーバー静止コールが完了するまで待機する時間(ミリ秒単位)。デフォルト: 300000
- transaction_options
- DSEFSのトランザクション時間を構成するためのオプション。
- transaction_timeout_ms
- トランザクションがタイムアウトと見なされて、ロールバックするまでのトランザクション実行時間(ミリ秒単位)。デフォルト: 3000
- conflict_retry_delay_ms
- 競合のために終了したトランザクションをリトライするまでの待機時間(ミリ秒単位)。デフォルト: 200
- execution_retry_delay_ms
- 失敗したペイロード・トランザクションの実行をリトライするまでの待機時間(ミリ秒単位)。デフォルト: 1000
- execution_retry_count
- エラーの合図をアプリケーションに送信するまでのペイロード実行のリトライ回数。デフォルト: 3
Spark Performance Serviceオプション
spark_cluster_info_options:
enabled:false
refresh_rate_ms: 10000
spark_application_info_options:
enabled:false
refresh_rate_ms: 10000
driver:
sink:false
connectorSource:false
jvmSource:false
stateSource:false
executor:
sink:false
connectorSource:false
jvmSource:false
- spark_cluster_info_options
- 「Sparkパフォーマンス・オブジェクトによるSparkの監視」を参照してください。
- enabled
- デフォルト:false
- refresh_rate_ms
- デフォルト: 10000
- spark_application_info_options
- 統計オプション。
- enabled
- デフォルト:false
- refresh_rate_ms
- デフォルト:10000ミリ秒
- driver
- ドライバー・オプションのdriverサブセクションで、Sparkドライバーによって収集されるメトリクスを制御します。
監査ロギング・オプション
audit_logging_options:
enabled:false
logger:SLF4JAuditWriter
retention_time: 0
- audit_logging_options
- データ監査により最大の情報を取得するには、すべてのノードでデータ監査をオンにします。「DataStax Enterpriseでのデータ監査の有効化」および「監査ロギングをログバック・ログ・ファイル用に構成」を参照してください。
- enabled
- デフォルト:false
- logger
- デフォルト:SLF4JAuditWriterfalse
- SLF4JAuditWriter - 監査情報をSLF4JAuditWriterロガーに記録します。監査ロギング構成の設定は、logback.xmlファイルを参照してください。logback.xmlファイルの場所は、インストールのタイプによって異なります。
Installer-Servicesおよびパッケージ・インストール /etc/dse/cassandra/conf/logback.xml Installer-No Servicesおよびtarボール・インストール install_location/resources/cassandra/conf/logback.xml - CassandraAuditWriter - 監査情報をCassandraテーブルに記録します。このロガーは同期または非同期で実行できます。監査ログはdse_audit.audit_logテーブルに格納されます。関連するcassandra_audit_writer_options構成エントリーおよび「Cassandraテーブルへの監査ロギングの構成」を参照してください。
- SLF4JAuditWriter - 監査情報をSLF4JAuditWriterロガーに記録します。監査ロギング構成の設定は、logback.xmlファイルを参照してください。
- included_categoriesまたはexcluded_categories
- デフォルトは、すべてのカテゴリーを含めます。含めるカテゴリーまたは除外するカテゴリーのいずれかを指定します。両方指定するとエラーになります。
監査ログに含めるかまたは監査ログから除外する、監査イベント・カテゴリーのコンマ区切りリストです。カテゴリーには、QUERY、DML、DDL、DCL、AUTH、ADMIN、ERRORがあります。
- included_keyspacesまたはexcluded_keyspaces
- デフォルトは、すべてのキースペースを含めます。含めるキースペースまたは除外するキースペースのいずれかを指定します。両方指定するとエラーになります。
キースペースをフィルターする正規表現を使用するか、キースペースのコンマ区切りのリストを使用して監査ログに含めるかまたは監査ログから除外します。
- retention_time
- サポートしているロガーによって監査イベントが維持される時間(単位は時間)。CassandraAuditWriterのみが維持時間をサポートしています。0以下の場合、イベントを恒久的に維持します。デフォルト: 0
- cassandra_audit_writer_options
- CassandraAuditWriterの構成オプション。
cassandra_audit_writer_options: mode:sync batch_size: 50 flush_time: 500 num_writers: 10 queue_size 10000 write_consistency:QUORUM dropped_event_log:/var/log/cassandra/dropped_audit_events.log
- mode
- ライターが実行するモードを設定します。デフォルト:sync
- sync - 監査イベントが正常に書き込まれるまでクエリーは実行されません。
- async - 非同期実行の場合、監査イベントは監査テーブルに書き込むためキューに取り込まれますが、クエリーが実行される前に記録されるとは限りません。ライター・スレッドのプールはそのキューからの監査イベントを消費し、バッチ・クエリーでその監査テーブルに書き込みます。これは負荷時のパフォーマンスを相当改善しますが、クエリーが実行される間に故障が生じ、その監査イベントがテーブルに書き込まれると、その監査テーブルから実行されたクエリーのエントリーが欠落する可能性があります。
- batch_size
- mode:asyncの場合にのみ使用できます。
0より大きい値にする必要があります。ライターが、テーブルに書き込む前にキューから取り出すイベントの最大数。ログの警告でバッチが大きすぎることが明らかになった場合、この値を少なくするか、cassandra.yamlのbatch_size_warn_threshold_in_kbの値を増やします。デフォルト: 50
- flush_time
- mode:asyncの場合にのみ使用できます。
イベントが、書き出される前にライターによってキューから取り除かれるまでの時間(単位はミリ秒)。このフラッシュ時間により、多数のクエリーが発生していないときに、イベントがテーブルに書き込まれるまで長時間待機する必要がなくなります。デフォルト: 500
- num_writers
- mode:asyncの場合にのみ使用できます。
イベントをCassandraAuditWriterに非同期にロギングするワーカー・スレッドの数。デフォルト: 10
- queue_size
- queue_size: 10000
- write_consistency
- write_consistency:QUORUM
- dropped_event_log
- 削除されたイベントを報告するログ・ファイルを格納するディレクトリー。デフォルト:/var/log/cassandra/dropped_audit_events.log
- day_partition_millis
- 監査ログ情報を複数のノードに分散するには、ノードを変更する間隔をミリ秒単位で指定します。たとえば、ターゲット・ノードを12時間ごとに変更する場合は、43200000ミリ秒を指定します。デフォルト:3600000(1時間)
DSE Tiered Storageオプション
tiered_storage_options:
strategy1:
tiers:
- paths:
- /mnt1
- /mnt2
- paths:
- /mnt3
- /mnt4
- paths:
- /mnt5
- /mnt6
- tiered_storage_options
- データが、必要とするパフォーマンスおよびコスト特性に従って、最も適合するドライブ・タイプに一致するように、タイプの異なるストレージ・メディア間でデータのスマートな移動を構成するためのオプション。
- strategy1
- 最初のディスク構成ストラテジ。strategy2、strategy3、などを作成します。この例で、strategy1はTiered Storageの構成ストラテジの構成可能な名前です。
- 階層
- パスと優先順位を定義するファイル・パスでストレージ階層を定義する「」セクション。
- - paths
- ディスク構成のこの階層用のデータ・ディレクトリーを定義するファイル・パスの「」セクション。最初にリストされる階層は最上位階層で、通常、最も高速なストレージ・メディアを含んでいます。これらのパスは、Tiered Storageを使用するために構成したデータを格納する場合にのみ使用します。これらのパスはcassandra.yamlファイルの設定とは関係ありません。
- - /filepath
- ディスク構成のこの階層用のデータ・ディレクトリーを定義する固有のファイル・パス。
DSE Advanced Replication構成の設定
#advanced_replication_options:
enabled:false
conf_driver_password_encryption_enabled:false
- advanced_replication_options
- DSE Advanced Replicationを有効にするためのオプション。
- enabled
enabled:true
をエッジ・ノードに設定し、データをレプリケーション・ログに集めます。デフォルト:false。- conf_driver_password_encryption_enabled
- ドライバーのパスワードの暗号化を有効または無効にします。有効にすると、格納されたドライバーのパスワードはシステム・キーで暗号化されたと見なされます。システム・キーを作成したら、同じシステム・キーをエッジ・クラスターにあるすべてのノードに必ずコピーします。
ノード間メッセージング・オプション
internode_messaging_options:
port: 8609
# frame_length_in_mb: 256
# server_acceptor_threads: 8
# server_worker_threads: 16
# client_max_connections: 100
# client_worker_threads: 16
# handshake_timeout_seconds: 10
- internode_messaging_options
- ノード間メッセージング用の構成オプション。
- port
- ノード間メッセージング・サービス用の必須ポート。デフォルト: 8609
- frame_length_in_mb
- 最大メッセージ・フレーム長。デフォルト: 256
- server_acceptor_threads
- サーバー・アクセプター・スレッドの総数。デフォルト:使用可能なプロセッサーの数。
- server_worker_threads
- サーバー・ワーカー・スレッドの総数。デフォルト:使用可能なプロセッサーの数* 8。
- client_max_connections
- クライアント接続の最大数。デフォルト: 100
- client_worker_threads
- クライアント・ワーカー・スレッドの総数。デフォルト:使用可能なプロセッサーの数* 8。
- handshake_timeout_seconds
- 通信ハンドシェイク・プロセスのタイムアウト。デフォルト: 10
DSE Graphシステム・レベル・オプション
graph:
analytic_evaluation_timeout:PT168H
#max_query_threads:
max_query_queue: 10000
realtime_evaluation_timeout:30秒
schema_agreement_timeout:10秒
system_evaluation_timeout:PT3M
window_size: 100000
- graph
- これらのグラフ・オプションは、システム・レベルの構成オプションで、グラフ・インスタンス間で共有されます。
- analytic_evaluation_timeout
- 分析探索の評価を待機する最大時間。デフォルト:PT168H(7日間)。
- max_query_threads
- Cassandraへのクエリーに使用するスレッドの最大数。デフォルト:10 * gremlinPool。
- max_query_queue
- Gremlin要求の結果としてキューに取り込むことができるCQLクエリーの最大数。最大数を越えると、クエリーは拒否されます。デフォルト: 10000.
- realtime_evaluation_timeout
- リアルタイムの探索の評価を待機する最大時間。デフォルト:30秒。
- schema_agreement_timeout
- タイムアウトになる前に、Cassandraがスキーマ・バージョンに一致するまで待機する最大時間。デフォルト:10秒。
- system_evaluation_timeout
- システム・ベースの要求が実行されるまで待機する最大時間。デフォルト:PT3M(3分)。
- window_size
- 集計時に保持しておくサンプルの数。デフォルト: 100000。
graph:
adjacency_cache_clean_rate: 1024
adjacency_cache_max_entry_size_in_mb: 0
adjacency_cache_size_in_mb: 128
gremlin_server_enabled:true
index_cache_size_in_mb: 128
index_cache_clean_rate: 1024
index_cache_max_entry_size_in_mb: 0
query_threads:
- graph
- これらのグラフ・オプションは、システム・レベルの構成オプションで、グラフ・インスタンス間で共有されます。これらのオプションは、指定されたdse.yamlファイルにありませんが、追加できます。
- adjacency_cache_clean_rate
- 1秒間にキャッシュから消去する古い行数。デフォルト: 1024。
- adjacency_cache_max_entry_size_in_mb
- グローバル・エッジおよびプロパティ・キャッシュ内の最大入力サイズ。ゼロは、デフォルトがキャッシュ・サイズとCPUの数に基づいて計算されることを意味します。デフォルト: 0。
- adjacency_cache_size_in_mb
- グローバル・エッジおよびプロパティ・キャッシュに割り当てるRAMの容量。デフォルト: 128。
- gremlin_server_enabled
- Gremlin Serverを有効または無効にします。デフォルト:true。
- index_cache_clean_rate
- 1秒間にキャッシュから消去する古い行数。デフォルト: 1024.
- index_cache_max_entry_size_in_mb
- インデックス・キャッシュ内の最大入力サイズ。ゼロは、デフォルトがキャッシュ・サイズとCPUの数に基づいて計算されることを意味します。デフォルト: 0.
- index_cache_size_in_mb
- インデックス・キャッシュに割り当てるRAMの容量。デフォルト: 128。
- query_threads
- クエリーに使用するスレッドの数。設定しないと、デフォルトでFBUtilities.getAvailableProcessors()に設定されます。これは、Javaシステム・プロパティの"cassandra.available_processors"またはRuntime.availableProcessors()に対応します。
DSE GraphのID割り当ておよびパーティション・ストラテジ・オプション
ids:
block_renew: 0.8
community_reuse: 28
id_hash_modulus: 20
member_block_size: 512
- ids
- ID割り当ておよびパーティション・ストラテジ用のDSE Graph構成オプション。
- block_renew
- 新しいIDブロック割り当ての発動が必要になるときの使用IDの割合。値は0〜1とする必要があります。デフォルト: 0.8.
- community_reuse
- 別のコミュニティに切り替える前に、トランザクションが1つのコミュニティからIDを割り当てる最大回数。デフォルト: 28。
- id_hash_modulus
- IDの割り当てに使用する最大ID容量と最大ストレージ・スペースに影響を与える1〜2^24(両方の数値を含める)の整数。値を小さくすると、使用可能なIDの数が低減しますが、ストレージ・スペースと軽量トランザクション・オーバーヘッドの両方で効率よくIDを割り当てることができます。値を大きくすると、ストレージ・スペースとLWTオーバーヘッドの消費量が減少しますが、使用可能なIDスペースはトータルで増加します。デフォルト: 20。
- member_block_size
- メンバーIDは、コミュニティからこのサイズのブロックに割り当てられます。デフォルト: 512。
DSE Graphリスナー・オプション
listener:
listener_name:string
black_types:#このリストはデフォルトで空です
interval:PT1H
type:slf4j
white_types:#このリストはデフォルトで空です
- listener
- それぞれの名前で識別される登録済み状態リスナーをすべて含んだオプション。
- listener_name
- listener_nameをリスナーを識別する文字列で置き換えます。文字列は小文字で始めるものとし、小文字、数字、およびアンダースコアを含めることができます。
- *.black_types
- 無視される状態タイプの名前。特定のタイプを除くすべての状態タイプはリッスンされます。デフォルト:(空)。
- *.interval
- 状態の値がログに記録される間隔。デフォルト:1時間。
- *.type
- 状態リスナーのタイプ。以下のいずれかの値とします。slf4j。デフォルト:slf4j。
- *.white_types
- リッスンされる状態タイプの名前。これらの状態タイプのみがリッスンされ、他はすべて無視されます。デフォルト:(空)。
DSE Graphメッセージング・オプション
msg:
graph_msg_timeout:5秒
- msg
- DSEグラフ内部クエリーと軽量メッセージング・システムを構成するオプション。
DSE Graphイベント・オブザーバー・オプション
observer:
observer_name:string
black_types:#このリストはデフォルトで空です
observed_graphs:#このリストはデフォルトで空です
slow_threshold:PT5M
type:slf4j
white_types:#このリストはデフォルトで空です
- observer
- それぞれの名前で識別されたすべての登録済みイベント・オブザーバーを構成するオプション。
- *.black_types
- 無視されるイベント・タイプの名前。指定されたイベント・タイプを除く、すべてのイベント・タイプが確認されます。デフォルト:(空)。
- *.slow_tx_graphs
- 遅いトランザクションを監視するグラフの名前。デフォルト:(空)。
- *.slow_tx_threshold
- 遅いクエリーを報告するしきい値。デフォルト:5分。
- *.type
- イベント・オブザーバーのタイプ。以下のいずれかの値とします。slf4j、tooslow_tx、tooslow_cql_read。デフォルト:slf4j。
- *.white_types
- オブザーブする必要があるイベント・タイプの名前。これらのイベント・タイプのみがオブザーブされ、他はすべて無視されます。デフォルト:(空)。
DSE Graph Gremlin Server・オプション
DSE Graphスキーマ・オプション
schema_mode:実稼働
- schema_mode
- スキーマを処理する方法を制御します。有効な値:
- 実稼動 = データを挿入する前にスキーマを作成する必要があります。データ挿入後にスキーマを変更することはできません。graph.allow_scanオプションをTRUEに変更しない限り、グラフのフル・スキャンは無効です。
- 開発 = データをグラフに書き込むためのスキーマは不要です。データ挿入後にスキーマを変更することはできます。graph.allow_scanオプションをFALSEに変更しない限り、グラフのフル・スキャンを実行できます。
パッケージ・インストール | /etc/dse/cassandra/cassandra.yaml |
tarボール・インストール | install_location/resources/cassandra/conf/cassandra.yaml |
Installer-Services | /etc/dse/dse.yaml |
パッケージ・インストール | /etc/dse/dse.yaml |
Installer-No Services | install_location/resources/dse/conf/dse.yaml |
tarボール・インストール | install_location/resources/dse/conf/dse.yaml |