Cassandra3.0の新機能
Cassandraの新機能の概要。
Cassandra 3.0では、新機能、操作上の変更、その他の注目すべき変更が提供されています。
新機能
Apache Cassandra™では、多数の新機能が提供されています。
ストレージ・エンジンのリファクタリング |
ストレージ・エンジンがリファクタリングされました。 |
マテリアライズド・ビュー |
マテリアライズド・ビューは、基本データと表示データ間の一貫性を維持しながら、サーバー側の自動非正規化を処理します。 |
Windowsのサポート |
Windows 7、Windows 8、Windows Server 2008、およびWindows Server 2012のサポート。DataStax Cassandra 2.2のWindowsドキュメントを参照してください。 |
操作上の改善点
Apache Cassandra™では、多数の操作上の改善点が提供されています。
ファイルベースのヒント・ストレージと再生の改善 |
ヒントはファイルに格納されるようになり、再生が改善されました。 |
デフォルトのガーベージ・コレクターをG1に変更 | デフォルトのガーベージ・コレクターが、コンカレント・マーク・スイープ(CMS)からG1に変更されました。ヒープ・サイズが4GB以上のノードでは、G1のパフォーマンスが向上しています。 |
CREATE TABLEの圧縮オプションの構文を変更 |
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ブロック状態のバッチログを強制的に再生するためのnodetoolコマンドを追加 |
BatchlogManagerでは、nodetoolを使用してバッチログを強制的に再生できます。 |
SSLを介したnodetoolの接続 |
nodetoolはcqlshのようなSSLを使用して接続できます。 |
ヒンテッド・ハンドオフ用の新しいnodetoolオプション |
データ・センターのヒンテッド・ハンドオフを選択的に有効または無効にするためのnodetoolオプション、 |
圧縮を停止するためのnodetoolオプションを追加 |
圧縮を停止するためのnodetoolオプションが追加されました。 |
その他の注目すべき変更
Apache Cassandra™には、その他の多数の注目すべき変更が提供されています。
Java 8が必要 |
現在、Java 8が必要です。 |
nodetool cfstatsとnodetool cfhistogramsの名前を変更 |
nodetool cfstats の名前がnodetool tablestats に変更になりました。nodetool cfhistograms の名前がnodetool tablehistograms に変更になりました。 |
ネイティブ・プロトコルv1およびv2が削除されました。 | Cassandra 3.0では、ネイティブ・プロトコルv1およびv2が削除されました。 |