JBODを使用した単一ディスク障害からの復旧

JBOD（Just a bunch of disks）を使用してディスク・アレイの単一ディスク障害から復旧する方法

ノードを再起動できる場合

ノードを再起動できない場合は、システム・ディレクトリーが壊れている可能性があります。上記の手順を行っても、ノードを再起動できない場合は、「デッド・ノードまたはデッド・シード・ノードの置き換え」を参照してください。

vnodeを使用している場合：

正常なノードで以下のコマンドを実行します。

$ nodetool ring | grep ip_address_of_node | awk ' {print $NF ","}' | xargs

新しいディスクのノードに、前のステップで得たcassandra.yamlファイルのinitial_tokenにあるトークンのリストを（コンマで区切って）追加します。
機能している各ドライブの各systemディレクトリーを消去します。
disk1に障害が発生しており、各ドライブのcassandra.yamlのdata_file_directoriesが以下のように設定されているとします。
```
-/mnt1/cassandra/data -/mnt2/cassandra/data -/mnt3/cassandra/data
```
以下のコマンドを実行します。
```
$ rm -fr /mnt2/cassandra/data/system
$ rm -fr /mnt3/cassandra/data/system
```
ノードとCassandraを起動します。
nodetool repairを実行します。
ノードがクラスターに完全に統合された後は、通常のvnode設定に戻すことを推奨します。
- num_tokens:number_of_tokens
- #initial_token

ノードが割り当てられたトークンを使用する場合（単一トークン・アーキテクチャー）：

cassandra.yamlファイルの場所は、インストールのタイプによって異なります。

パッケージ・インストール	/etc/cassandra/cassandra.yaml
tarボール・インストール	`install_location`/resources/cassandra/conf/cassandra.yaml
Windowsインストール	C:\Program Files\DataStax Community\apache-cassandra\conf\cassandra.yaml