nodetool setlogginglevel

サービスのログ・レベルを設定します。

サービスのログ・レベルを設定します。

構文 

$ nodetool <オプション> setlogginglevel -- < class_qualifier > < level >
オプションは以下のとおりです。
  • (-h | --host) <ホスト名> | <IPアドレス>
  • (-p | --port) <ポート番号>
  • (-pw | --password) <パスワード>
  • (-u | --username) <ユーザー名>
  • (-pwf <passwordFilePath | --password-file <passwordFilePath>)
  • -- オプションと間違えられるような引数とオプションを分離します。
  • class_qualifierは、org.apache.cassandra.service.StorageProxyなどのロガー・クラス修飾子、完全修飾ドメイン名です。
  • Levelは、ロギング・レベル(たとえば、DEBUG)です。

構文の凡例 

  • 山かっこ(< >)は、リテラルではなく変数を意味する
  • イタリック体は指定が任意であることを意味する
  • パイプ(|)記号はORまたはAND/ORを意味する
  • 省略記号(...)は繰り返し可能を意味する
  • 範囲記号「(」および「)」はリテラルではなく、範囲を示す

説明 

logback-text.xmlファイルを変更せずに、このコマンドを使用してサービスのロギング・レベルを設定できます。ロガー・クラス修飾子の場合、以下の値が有効です。
  • org.apache.cassandra
  • org.apache.cassandra.db
  • org.apache.cassandra.service.StorageProxy
以下のログ・レベルが可能です。
  • ALL
  • TRACE
  • DEBUG
  • INFO
  • WARN
  • ERROR
  • OFF

クラス修飾子とコマンドのレベル引数の両方が空またはNullの場合、コマンドは、ロギングを初期設定にリセットします。

 

このコマンドは、StorageProxyサービスをデバッグ・レベルに設定します。

$ nodetool setlogginglevel org.apache.cassandra.service.StorageProxy DEBUG