関数

CQLでは、1つ以上のカラム値を新しい値に変換する関数がサポートされています。

CQLでは、1つ以上のカラム値を新しい値に変換するいくつかの関数がサポートされています。集約関数はサポートされていません。
特定のパーティション・キーのトークンを計算するには、token関数を使用します。token関数の正確なシグネチャーは、クラスターが使用するテーブルとパーティショナーによって異なります。token関数への引数の型は、パーティション・キー・カラムの型によって異なります。戻りの型は、使用されるパーティショナーによって以下のように異なります。
  • Murmur3Partitioner、bigint
  • RandomPartitioner、varint
  • ByteOrderedPartitioner、blob
たとえば、デフォルトのMurmur3Partitionerを使用するクラスターでは、このテーブルのパーティション・キーのトークンを計算するtoken関数は、text型の1つの引数を取ります。パーティション・キーはユーザーIDです。クラスター化カラムがないため、このパーティション・キーはプライマリ・キーと同じで、戻りの型はbigintです。
CREATE TABLE users ( userid text PRIMARY KEY, username text, ... )

使用するパーティショナーにかかわらず、Cassandraでは、パーティション・キーにおいて不等号条件演算子をサポートしていません。パーティション・キーでの範囲のクエリーにはtoken関数を使用してください。