タイムスタンプ型

タイムスタンプ型は、CQL入力用に整数として、または、ISO 8601形式の文字列リテラルとして指定できます。

タイムスタンプ型の値は64ビットの符号付き整数としてエンコードされ、エポックとして知られる標準基準時間(1970年1月1日、GMT時間0時0分0秒)からのミリ秒数を表します。タイムスタンプ型は、CQL用に整数として、または、以下のいずれかのISO 8601形式の文字列リテラルとして指定できます。

yyyy-mm-dd HH:mm yyyy-mm-dd HH:mm:ss yyyy-mm-dd HH:mmZ yyyy-mm-dd HH:mm:ssZ yyyy-mm-dd'T'HH:mm yyyy-mm-dd'T'HH:mmZ yyyy-mm-dd'T'HH:mm:ss yyyy-mm-dd'T'HH:mm:ssZ yyyy-mm-dd yyyy-mm-ddZ

ここでZは、RFC-822の4桁のタイム・ゾーンで、UTCからの時差を表しています。たとえば、2011年2月3日、GMT時間午前4時5分0秒の場合、以下のようになります。

2011-02-03 04:05+0000 2011-02-03 04:05:00+0000 2011-02-03T04:05+0000 2011-02-03T04:05:00+0000

タイム・ゾーンが指定されていない場合、書き込み要求を扱うCassandraコーディネーター・ノードのタイム・ゾーンが使用されます。正確さを期すため、DataStaxではCassandraノードに設定されているタイム・ゾーンに依存するのではなく、タイム・ゾーンを指定することを推奨しています。

日付の値だけを捕らえたい場合、時刻を省略することもできます。例:

2011-02-03 2011-02-03+0000

この場合、時間のデフォルトは、指定のタイム・ゾーンまたはデフォルトのタイム・ゾーンで00:00:00です。

タイムスタンプ出力は、デフォルトで以下の形式に従い表示されます。
yyyy-mm-dd HH:mm:ssZ

cqlshrcファイルの[ui]セクションにあるtime_formatプロパティを設定することで、形式を変更できます。