大文字と小文字

CQLで作成したキースペース、カラム、テーブル名は、二重引用符で囲んでいない限り大文字と小文字が区別されません。

CQLで作成したキースペース、カラム、テーブル名は、二重引用符で囲んでいない限り大文字と小文字が区別されません。これらのオブジェクトの名前を大文字で入力すると、Cassandraでは小文字で格納されます。二重引用符を使用すると、大文字と小文字が区別されるようになります。例:

CREATE TABLE test ( Foo int PRIMARY KEY, "Bar" int );

以下の表に、testテーブルから結果が返されるクエリーと返されないクエリーの一部を示します。

有効なクエリーと無効なクエリー
有効なクエリー 無効なクエリー
SELECT foo FROM . . . SELECT "Foo" FROM . . .
SELECT Foo FROM . . . SELECT "BAR" FROM . . .
SELECT FOO FROM . . . SELECT bar FROM . . .
SELECT "foo" FROM . . . SELECT Bar FROM . . .
SELECT "Bar" FROM . . .  

SELECT "foo" FROM ...は、内部で、Cassandraがfooを小文字で格納するので有効です。二重引用符文字は、二重引用符のエスケープ文字として使用することができます。

以前のCQLバージョンでの大文字と小文字の区別の規則は、レガシー・テーブルを扱う場合に適用されます。

CQLキーワードでは、大文字と小文字が区別されません。たとえば、SELECTおよびselectキーワードは同じになります。このドキュメントでは、キーワードを大文字で示しています。