COMPACT STORAGEを使用したテーブルの作成

従来の(Thrift)ストレージ・エンジン形式を使用してテーブルを作成します。

複合プライマリ・キーを使用してテーブルを作成する場合は、格納するデータごとにカラム名も一緒に格納する必要があります。各カラムがディスク上の1つのカラムに対応するように各非プライマリ・キー・カラムを格納するのではなく、行全体をディスク上の1つのカラムに格納します。ディスク領域を節約する必要がある場合は、データを従来の(Thrift)ストレージ・エンジン形式で格納するWITH COMPACT STORAGEディレクティブを使用します。

CREATE TABLE sblocks ( block_id uuid, subblock_id uuid, data blob, PRIMARY KEY (block_id, subblock_id) ) WITH COMPACT STORAGE;

コンパクト・ストレージ・ディレクティブを使用することで、複合プライマリ・キーに属さないカラムを複数定義することができなくなります。複合ではないプライマリ・キーを使用する圧縮テーブルは、プライマリ・キーに属さないカラムを複数持つことができます。

複合プライマリ・キーを使用する圧縮テーブルは、クラスター化カラムを少なくとも1つ定義する必要があります。圧縮テーブルの作成後は、カラムを追加または削除することはできません。WITH COMPACT STORAGEを指定しないと、CQLでは非コンパクト・ストレージでテーブルを作成します。

コレクションと静的カラムはCOMPACT STORAGEテーブルでは使用できません。