オブジェクトI/Oレベル診断情報の収集

DataStax Enterprise Performance Serviceを使用してオブジェクトI/O統計のデータを収集する手順。

以下のオブジェクトI/Oレベル診断テーブルは、以下のオブジェクトI/O統計のデータを収集します。
  • object_io

    ノードごとの最新のレイテンシー・メトリクス(キースペースおよびテーブル別)。

  • object_read_io_snapshot

    ノードごとの最新のレイテンシー・メトリクスをキースペースおよびテーブル別に表示し、読み取りの平均レイテンシー順にデータを並べたものです。

  • object_write_io_snapshot

    ノードごとの最新のレイテンシー・メトリクスをキースペースおよびテーブル別に表示し、書き込みの平均レイテンシー順にデータを並べたものです。

手順

このデータのコレクションを有効にするには:

  1. dse.yamlファイルを編集します。
    dse.yamlファイルの場所は、インストールのタイプによって異なります。
    Installer-Services /etc/dse/dse.yaml
    パッケージ・インストール /etc/dse/dse.yaml
    Installer-No Services install_location/resources/dse/conf/dse.yaml
    tarボール・インストール install_location/resources/dse/conf/dse.yaml
  2. dse.yamlファイルで、resource_level_latency_tracking_optionsの有効化オプションをtrueに設定します。
    # Data Resource latency tracking settings
    resource_level_latency_tracking_options:
    enabled:true
    refresh_rate_ms: 10000
  3. (任意)統計を更新する頻度を制御するには、refresh_rate_msパラメーターを増減します。

    refresh_rate_msにサンプリング周期(このデータを更新する頻度)の長さを指定します。