インデックスの再作成の構成

solrconfig.xmlファイルでRAMバッファのサイズを変更してソフト・コミット時間を延長し、インデック再作成およびインデックス構築のパフォーマンスを調整します。

reindexオプションまたはdeleteAllオプションを使用してRELOADコマンドを実行した場合に、長い遅延が発生するときは、調整が必要である可能性があります。インデックスの再作成とインデックスの再構築のパフォーマンスを調整するには、solrconfig.xmlファイルに少し変更を加えます。

ヒント: dsetool stop_core_reindexコマンドを使用すると、Solrコアのインデックスの再作成を停止できます。

手順

  1. RAMバッファーのサイズを増やします。デフォルトでは512 MBですが、たとえば1000にします。
    <indexConfig>
    <useCompoundFile>false</useCompoundFile>
    <ramBufferSizeMB>1000</ramBufferSizeMB>
    <mergeFactor>10</mergeFactor>
    . . .
  2. ソフト・コミット時間を延長します。デフォルトでは1000msに設定されていますが、より大きい値にします。たとえば、時間を15〜16分に延長します。
    <autoSoftCommit>
    <maxTime>1000000</maxTime>
    </autoSoftCommit>
    autoSoftCommit属性を変更することのマイナス面は、新たに更新された行が検索結果に表示されるのに通常(1000ms)より長くかかるようになることです。