MBean使用によるパフォーマンス評価

1つのDSE Searchノードを起動します。

DSE SearchノードのPIDを使用して、JConsoleを起動します。

sudo jconsole 1284

Jconsoleで、DSE Searchノードに接続します。たとえば、Local Process com.datastax.bdp.DseModuleに接続します。

demosディレクトリーに変更します。

demosディレクトリーのデフォルトの場所は、インストールのタイプによって異なります。

Installer-Servicesおよびパッケージ・インストール	/usr/share/dse/demos
Installer-No Servicesおよびtarボール・インストール	`install_location`/demos

demos/solr_stressを現在のディレクトリーに指定します。

このスクリプトを実行してスキーマを作成します。

./1-add-schema.sh [options]

ここで、スクリプトオプションは以下のようになります。

CQLテーブル作成オプション: --ssl cqlshに対してCassandraテーブル作成用のSSLを使用する
Solr HTTPオプション: -e CA_CERT_FILE HTTPSを指定されたCA証明書とともに使用する; -E CLIENT_CERT_FILE 指定されたクライアント証明書を使用する; -h HOST ホスト名またはIP（Solr HTTP要求用）; -a Kerberosを有効にする; -u USERNAME Kerberosユーザー名; -p PASSWORD Kerberosパスワード

このスクリプトはCassandraスキーマを作成し、solrconfig.xmlおよびschema.xmlファイルを以下の場所に送信します。

http://localhost:8983/solr/resource/demo.solr/solrconfig.xml
http://localhost:8983/solr/resource/demo.solr/schema.xml

次に、以下の場所に送信することで、コア/インデックスが作成されます。

http://localhost:8983/solr/admin/cores?action=CREATE&name=demo.solr

コマンドライン・パラメーターを指定すると、スクリプトのデフォルトをオーバーライドできます。

-x schemafile.xml -t tableCreationFile.cql -r solrCofgFile.xml -k solrCore

このスクリプトを実行してベンチマークを実行します。

./run-benchmark.sh [--clients=clients_count] [--loops=loops_count] [--fetch=fetch_size] [--solrCore=solr_core] [--testData=test_data_file] [--url=url1,url2,url3,...] [--qps=qps] [--stats=true|false] [--seed=seed_value]

ここで、スクリプトオプションは以下のようになります。

--clients: 作成するクライアント・スレッドの数。; デフォルト： 1
--loops: コマンド・リストがシーケンシャルに実行されている場合に実行される回数、またはランダムに実行されている場合に実行されるコマンド数。; デフォルト： 1
--fetch: CQLページネーションのフェッチ・サイズ（デフォルトでは無効）。最初のページのみが取得されます。
--solrCore: ベンチマークを実行するためのSolrコア名。
--testData: テスト・データを含んだファイルの名前。
--seed: ランダム・ジェネレーター・シードを設定するための値。
--qps: 1秒あたりに許可されたクエリーの最大数。
--stats: 実行時に統計を収集し、記録された値でcsvファイルを作成するかどうかを指定します。; デフォルト：false
--url: ベンチマークを実行するためのコンマ区切りのサーバー・リスト。例： --url=http://localhost:8983,http://192.168.10.45:8983,http://192.168.10.46:8983; デフォルト：http://localhost:8983

デモにより、demo.solrという名前のSolrコアが作成され、50,000件のドキュメントのインデックスが作成されます。

CQLコマンド例：

./run-benchmark.sh --url=http://localhost:8983 --testData=resources/testCqlQuery.txt --solrCore=demo.solr

./run-benchmark.sh --url=http://localhost:8983 --testData=resources/testCqlWrite.txt --solrCore=demo.solr

実行モードとスクリプト・コマンド例については、「/demos/solr_stress/README.txt」を参照してください。

Jconsoleで、com.datastax.bdp > search > demo.solrを展開して、Mbeansを表示します。

CommitMetrics Mbean項目とQueryMetrics Mbean項目が表示されます。

JConsoleのSearch > demo.solr > CommitMetrics > Operations > getLatencyPercentileで、p0テキスト入力ボックスに「EXECUTE」、p1テキスト入力ボックスに「0.95」と入力します。［getLatencyPercentile］ボタンをクリックします。

Operation戻り値である582マイクロ秒が表示されます。

MBean使用によるパフォーマンス評価

手順