CAPTURE

クエリー結果をファイルに追加書き込みします。

クエリー結果を指数表記形式でファイルに追加書き込みします。結果は標準出力では表示されません。ただし、エラー・メッセージとcqlshコマンド出力はSTDOUTに表示されます。

構文

CAPTURE ['file_name' | OFF]
1. 凡例
構文規則 説明
大文字 リテラル・キーワード。
小文字 リテラル以外。
イタリック体 変数値。ユーザー定義値と置き換えます。
[] 任意。角かっこ( [] )で任意指定のコマンド引数を囲みます。角かっこは入力しないでください。
( ) グループ。丸かっこ(( ))は、選択肢を含むグループを示します。丸かっこは入力しないでください。
| または。縦棒( | )で代替要素を区切ります。要素のいずれかを入力してください。縦棒は入力しないでください。
... 繰り返し可能。省略記号(...)は、構文要素を必要な回数だけ繰り返すことができることを示します。
'Literal string' 単一引用符( ' )でCQL文内のリテラル文字を囲みます。大文字を維持するには、単一引用符を使用します。
{ key : value } マップ・コレクション。中かっこ( { } )でマップ・コレクションまたはキーと値のペアを囲みます。コロンでキーと値を区切ります。
<datatype1,datatype2> セット、リスト、マップ、またはタプル。山かっこ(< >)で、セット、リスト、マップまたはタプル内のデータ型を囲みます。データ型はコンマで区切ります。
cql_statement; CQL文の終了。セミコロン( ; )ですべてのCQL文を終了します。
[--] コマンドライン・オプションとコマンド引数は、2つのハイフン(--)で区切ります。この構文は、引数がコマンドライン・オプションと間違われる可能性がある場合に役立ちます。
' <schema> ...</schema> ' 検索CQLのみ:単一引用符( ' )でXMLスキーマ宣言全体を囲みます。
@xml_entity='xml_entity_type' 検索CQLのみ:スキーマ・ファイルおよびsolrConfigファイル内のXML要素を上書きするための実体とリテラル値を示します。

オプション

オプション 説明
ステータスを示します。
OFF 捕捉を停止します。
'file_name' CQLクエリーの捕捉を開始します。捕捉の開始後に実行されるクエリーの結果は指定したファイルに追加書き込みされます。捕捉の開始後に最初のクエリーを実行したときファイルがまだ存在しない場合は、作成されます。現在の作業ディレクトリーからの相対パスを使用するか、ユーザーのホーム・ディレクトリーを示すチルダ(~)を指定します。絶対パスはサポートされていません。

まず、結果をwinnersテキスト・ファイルに捕捉します。

CAPTURE '~/results/winners.txt'
注: フォルダーがユーザーのホーム・ディレクトリーに存在する必要がありますが、ファイルが存在しない場合は作成されます。
Now capturing query output to '/Users/local_system_user/results/winners.txt'.
すべての受賞者を選択するクエリーを実行します。
select * from cycling.race_winners;

結果は捕捉ファイルの最後に書き込まれ、ターミナル・ウィンドウには表示されません。