SERIAL CONSISTENCY

軽量トランザクション（LWT）の整合性を設定します。

軽量トランザクションの整合性を設定します。LWTはIF EXISTSおよびIF NOT EXISTSを使用します。有効な値は、SERIALとLOCAL_SERIALです。

ヒント: 非軽量トランザクションの整合性レベルを設定するには、「CONSISTENCY」を参照してください。

構文

SERIAL CONSISTENCY [level]

表 1. 凡例
構文規則	説明
大文字	リテラル・キーワード。
小文字	リテラル以外。
`イタリック体`	変数値。ユーザー定義値と置き換えます。
`[]`	任意。角かっこ（ `[]` ）で任意指定のコマンド引数を囲みます。角かっこは入力しないでください。
`( )`	グループ。丸かっこ（`( )`）は、選択肢を含むグループを示します。丸かっこは入力しないでください。
`\|`	または。縦棒（ `\|` ）で代替要素を区切ります。要素のいずれかを入力してください。縦棒は入力しないでください。
`...`	繰り返し可能。省略記号（`...`）は、構文要素を必要な回数だけ繰り返すことができることを示します。
`'Literal string'`	単一引用符（ `'` ）でCQL文内のリテラル文字を囲みます。大文字を維持するには、単一引用符を使用します。
`{ key : value }`	マップ・コレクション。中かっこ（ `{ }` ）でマップ・コレクションまたはキーと値のペアを囲みます。コロンでキーと値を区切ります。
`<datatype1,datatype2>`	セット、リスト、マップ、またはタプル。山かっこ（`< >`）で、セット、リスト、マップまたはタプル内のデータ型を囲みます。データ型はコンマで区切ります。
`cql_statement;`	CQL文の終了。セミコロン（ `;` ）ですべてのCQL文を終了します。
`[--]`	コマンドライン・オプションとコマンド引数は、2つのハイフン（`--`）で区切ります。この構文は、引数がコマンドライン・オプションと間違われる可能性がある場合に役立ちます。
`' <schema> ...</schema> '`	検索CQLのみ：単一引用符（ `'` ）でXMLスキーマ宣言全体を囲みます。
`@xml_entity='xml_entity_type'`	検索CQLのみ：スキーマ・ファイルおよびsolrConfigファイル内のXML要素を上書きするための実体とリテラル値を示します。

例

現在のSERIAL CONSISTENCYステータスを表示します。

SERIAL CONSISTENCY

現在の設定が表示されます。

Current serial consistency level set to SERIAL.

値を指定してシリアル整合性レベルを設定します。

SERIAL CONSISTENCY LOCAL_SERIAL

レベルが設定されたことを確認します。

Serial consistency level set to LOCAL_SERIAL.

注: IF EXISTSが指定されている場合と指定されていない場合のINSERT文の違いを比較するには、トランザクションをトレースしてください。

IF NOT EXISTSを使用してデータを書き込みます。

INSERT INTO cycling.cyclist_name (id, firstname , lastname ) 
   VALUES (e7ae5cf3-d358-4d99-b900-85902fda9bb0,'Alex','FRAME' ) 
   IF NOT EXISTS ;

レコードが既に存在するため、insertは適用されません。

[applied] | id                                   | firstname | lastname
-----------+--------------------------------------+-----------+----------
     False | e7ae5cf3-d358-4d99-b900-85902fda9bb0 |      Alex |    FRAME