エージェントのステータス・ビュー

エージェントの現在のインストール、構成、および接続ステータスを表示します。エージェントのステータスは、OpsCenter内で情報が使用可能になると、自動的に更新されます。エージェントを設定、アップグレード、および構成します。エージェントのインストール、構成、および接続のトラブルシューティングを行います。

エージェントの現在のインストール、構成、および接続ステータスを表示します。エージェントのステータスは、OpsCenter内で情報が使用可能になると、[List]ビューで自動的に更新されます。ステータス・プロンプトに問題と、エージェント・インストール・プロセスを起動するためのボタンが表示された場合は、[Agents]ビューの機能を使用してエージェントを設定、アップグレード、および構成します。エージェントのインストール、構成、および接続のトラブルシューティングを行うために提供された情報を確認します。

[Agents]ビューへのアクセス

[Agents]ビューにアクセスするには:
  • クラスター名 > [Nodes] > [Agents]タブをクリックします。

    エージェントのステータスを表示する[Agents]タブ

  • エージェントの問題の標識:[OpsCenter]ワークスペースの上部に検出されたエージェントの問題についてのバナーが表示された場合は、[Show Details] > [Problems]リンクをクリックします。互換性のないエージェントのバージョンや接続の問題など、早急に対応する必要があるエージェントの問題についてバナーが表示されます。[Agents]タブの赤色の感嘆符()も、対応が必要な問題があることを示しています。

    複数の問題と実施可能な対応策が表示された[Agents]ビュー

    [Agents]ステータス・ページは、お使いの環境の現在のステータスによって、[Healthy][Pending][Unhealthy]の各セクションに分かれています。対応を必要とする異常なDataStaxエージェントがあれば、リストの一番上に表示されます。

エージェント・ステータス情報サマリーの確認

使用可能なエージェント情報を確認します。
  • [Upgrade all agents]ボタンは、互換性のないエージェント・バージョンがインストールされているノードをアップグレードする場合に使用できます。悪影響を受けている可能性があるサービスを表示するには、[What is impacted]リンクをクリックします。
    注: すべてのエージェントのアップグレードを促すプロンプトが表示されたら、DataStaxでは、機能の低下を回避するために、すべてのエージェントを直ちにアップグレードすることを推奨します。
  • [Upgrade agents]ボタンは、インストールされているエージェントのバージョンが最新でないノードをアップグレードする場合に使用できます。
    注: DataStaxでは、インストールされているエージェントのバージョンをすべてのノードで最新かつ同一のバージョンに保つことを推奨します。

    詳細については、以下の「DataStaxエージェントのバージョンとOpsCenterのバージョンの互換性」を参照してください。

  • [Set Up Agents]ボタンは、エージェントが現在インストールされていないノードについてインストールをキューに登録する場合に使用できます。
  • [Configure Agents]ボタンは、エージェントが誤って構成されているためにOpsCenterに接続できない場合に使用できます。これらのエージェントのSTOMP構成を更新するには、[Configure Agents]をクリックします。
  • OpsCenterへのエージェント接続に問題がある場合は、問題とステータスが適切なカラムにわかりやすく表示されます。各カラムにカーソルを重ねると、その説明が表示されます。

    カラムの説明のツールヒント

  • 各カラムのステータス・アイコンにマウス・ポインターを重ねると、追加の情報があれば表示されます。

  • エージェントの現在の状態に関して詳細を表示するには、そのエージェントの行内をクリックします。エージェントのステータスの詳細がJSON形式で表示されます。エージェントの状態とその個々のサービスのステータスが表示されます。エージェントのインストールのタイプ(パッケージまたはtarボール)も表示されます。

DataStaxエージェントのバージョンとOpsCenterのバージョンの互換性

次の表では、インストールされているDataStaxエージェントのバージョンと、インストールされているOpsCenterのバージョンが異なる場合に表示される標識をまとめています。

インストールされているDataStaxエージェントとOpsCenterのバージョン 結果と推奨事項 表示される標識
エージェントのバージョンがOpsCenter 6.1.0より古い。たとえば、上記のエージェントの問題の画像に表示されている6.0.3などの場合です。 互換性のないバージョンの場合は、エージェントをアップグレードする必要があります。 [Last Known Version]カラムにインストール済みのステータスとして赤色の感嘆符()が表示され、[Upgrade all agents]ボタンと[What is impacted]リンクが表示されます。
エージェントのバージョンがOpsCenterのバージョンに対して最新ではないが6.1.0以降である。たとえば、OpsCenterはバージョン6.1.2(今後予想されるリリース・バージョン)でエージェントはバージョン6.1.1の場合などです。OpsCenterはバージョン6.1から引き続き移行しており、今後のリリースに向けてエージェントのバージョンとの後方互換性が改善されています。 一部互換性があるバージョンです。現在インストールされているOpsCenterのバージョンは、現在インストールされているエージェントのバージョンに対して、サービスの停止を回避できる十分な後方互換性があります。エージェントのバージョンをアップグレードすることを推奨します。 黄色の警告ベル()は、一部互換性がない可能性があり、エージェントの性能が徐々に低下することを示します。
エージェントのバージョンがOpsCenterのバージョンと同じである。 完全に互換性があるバージョンです。理想的なシナリオです。 [Last Known Version]カラムにインストール済みのステータスとして緑色のチェックマーク()が表示されます。

アイコンのステータスの凡例

次の表では、[Agents]ステータス・カラムに表示される可能性のあるすべてのアイコンをまとめています。
アイコン 説明
(回転する緑色の円) 現在エージェントのインストール、構成、またはアップグレードを行っています。
(黄色の疑問符) ステータスが不明です。
(赤色の感嘆符) [Agents]ステータス・ビューの各カラムで状況に応じて、ダウン、互換性のないバージョン、エージェントのインストール失敗、その他の問題のあるステータスを示します。
(黄緑色の警告ベル) エージェントのバージョンの制限事項。エージェントのバージョンに一部互換性があることを示します。
(緑色のチェック・マーク) 稼働中、問題なし、インストール完了などのステータスを示します。