新機能

OpsCenter Monitoring(OpsCenterモニタリング)およびLifecycle Managerの最新メジャー・リリースのDataStax Enterprirseクラスター向け新機能と機能強化。

最新のOpsCenterバージョン6.1リリースで注目すべき新機能と機能強化。

1. OpsCenter Monitoring(OpsCenterモニタリング)およびLifecycle Managerのデプロイ機能のDSEクラスター向け新機能と機能強化
DataStax Enterprise 5.1 DataStax Enterprise 5.1クラスターのプロビジョニングと監視をサポート:
  • DSE 5.1以降についてJMX向けのDSE Unified Authenticationのサポートが追加されました。「LCMを使用したJMX接続の構成」を参照してください。
  • 行レベル・アクセス制御(RLAC)のLCMサポートが追加されました。
  • DSE 5.1以降についてjvm.optionsファイルを構成するLCM構成プロファイルのサポートが追加されました。オプションはcassandra-env.shからjvm.optionsに移動されました。「LCMのJVMオプションの構成」を参照してください。
  • OpsCenter Monitoring(OpsCenterモニタリング)のUIの[Data]領域のスキーマ・ビューアーに、テーブルで使用されるマテリアライズド・ビュー、セカンダリ・インデックス、ユーザー定義型が表示されるようになりました。パーミッションを持つユーザーは、新しい[User-Defined Types]タブ、[User-Defined Functions]タブ、[User-Defined Aggregates]タブでクエリー文を表示できます。
  • Hadoopのサポートが終了され、DSE 5.0およびOpsCenter 6.1で廃止されました。
Repair Service 信頼性とパフォーマンスのリファクタリングを含め、OpsCenter Repair Service(OpsCenterリペア・サービス)の全面的な見直しが行われました。
Backup Service(バックアップ・サービス) バックアップの柔軟性を高め、ワークフローを復元するための機能が追加されました。
  • バックアップ失敗アラートをイベントとしてイベント・ログに記録できるようになりました。アラートを電子メールで送信するか、チャット・ルームにURLを送信するように構成できます。
  • データ・センターをバックアップし、復元できるようになりました。
  • コミット・ログ・アーカイブに不整合がある場合のルールがBest Practice Service(ベスト・プラクティス・サービス)に追加されました。
  • バックアップを復元する際の未設定のスロットル警告が追加されました。
  • ローカル・ファイル・システムの場所からバックアップを複製できるようになりました。
  • ローカル・ファイル・システムの場所から特定時点まで復元できるようになりました。
DataStaxエージェントの機能強化 DataStaxエージェントを管理する際の柔軟性が改善されました。
  • エージェント・バージョンとの後方互換性が改善され、似ているが異なるエージェント・バージョンを、機能サービスを失うことなく、OpsCenterのインストールされているバージョンと共存させることができるようになりました。この機能により、OpsCenter内のDSEクラスターの保守に関して柔軟性が改善されました。
  • Swagger UIコンソールのDataStaxエージェントAPIが公開されました。「DataStaxエージェントAPIの有効化とアクセス」を参照してください。
  • エージェント・ステータスを示すUIの設計が強化されました。
    • すべてのエージェントのアップグレードが必要な場合の組み込みガイダンスも含め、エージェントのバージョンと互換性の表示が大幅に改善されました。
    • ツールヒントに、エージェント・ステータスの各カラムの目的の説明が表示されるようになりました。
    • エージェントが正常でない場合の視認性を高めるため[Agents]タブに赤色のアイコンが表示されるようになりました。
    • 各ステータス・カラムと行のテキストが、ツールヒント付きの直感的なアイコンで置き換えられ、エージェント・ステータスをすばやく把握できるようになりました。
新しいメトリクス DSE Graphとメッセージング・レイテンシーのメトリクスが追加されました。
Best Practice Service(ベスト・プラクティス・サービス) コミット・ログ・アーカイブ設定有効化の整合性に関するルールがベスト・プラクティス・ルールに追加されました。このルールにより、コミット・ログ・アーカイブ(CLA)が有効なクラスターに新しいノードを追加すると、そのノードのCLAも有効になり、特にBackup Service(バックアップ・サービス)を使用した特定時点の復元時のデータ損失を防ぐことができます。このルールは、クラスター内のすべてのノードでコミット・ログ・アーカイブが有効になっているかどうかをチェックします。
OpsCenter UIからログにアクセス OpsCenter Monitoring(OpsCenterモニタリング)の[Node Details]ダイアログから重要なログにアクセスできるようになりました。これらのログはラボ機能です。「ノード詳細のログの表示」を参照してください。
Lifecycle Manager(LCM) LCMでは異なるクラスターにわたり同時にジョブを実行できるようになり、ジョブの完了に要する時間が短縮されました。

関連するチケット番号や回避策のKB記事へのリンクを含む、機能強化、解決された問題、既知の問題の詳細なリストについては、インストールされているバージョンのOpsCenterのリリース・ノート既知の問題を参照してください。

アップグレード方法については、『DataStax OpsCenterアップグレード・ガイド』を参照してください。