従来のスタンドアローン・インストーラーからのアップグレード

OpsCenterバージョン5.1.x~5.2.x、およびOpsCenter 6.0以降で従来のスタンドアローン・インストーラーからインストールされたOpsCenterインスタンスのアップグレード手順。OpsCenterのスタンドアローン・インストーラーはOpsCenter 6.0リリースで廃止されました。

スタンドアローン・インストーラーの予備知識

OpsCenterのスタンドアローン・インストーラーはOpsCenter 6.0リリースで廃止されました。OpsCenterバージョン5.1.x~5.2.x、およびOpsCenter 6.0以降で、従来のスタンドアローン・インストーラーからインストールされたOpsCenterインスタンスをアップグレードするには、以下の手順に従ってください。OpsCenter 6.0以降へのアップグレードには、従来のスタンドアローン・インストーラーではなくパッケージ・インストールまたはtarボール・インストールのいずれかを使用してください。
注: DataStaxでは、今後のアップグレードを簡素化するために、できるだけパッケージ・インストールを使用することをお勧めします。
OpsCenter 6.0より前のバージョンでスタンドアローン・インストーラーを使用すると、OpsCenterのすべてのコンテンツはtarボール・インストールと同じように単一ディレクトリーに保存されます。デフォルトのディレクトリーは/usr/share/opscenterですが、このディレクトリーはインストール時に構成できます。インストール時にsudoパーミッションまたはrootパーミッションで実行している場合は、サービスをセットアップするオプションがインストーラーに表示されます。サービスとしてセットアップすると、init.dスクリプトが作成されるため、ユーザーはsudo service opscenterdを実行してOpsCenterを起動または停止できます。このサービスでは、前述したパスを指定するために、パッケージが使用したパスのシンボリックリンクが作成されます。たとえば、/var/log/opscenterには、/usr/share/opscenter/logsへのシンボリック・リンクが含まれています。
ヒント: tarボール・インストールでは、サービスとしてOpsCenterを実行するための/etc/init.dスクリプトは含まれません。このスクリプトを使用してOpsCenterをサービスとして実行するには、パッケージからOpsCenterをインストールします。

前提条件

  • OpsCenter 6.0へのアップグレードに影響を及ぼすような、構成ファイル、メトリクス、およびAPIの変更がないか、OpsCenter 6.0へのアップグレードに関する考慮事項を確認してください。
  • 現在インストールされているOpsCenterバージョン(5.1.xまたは5.2.x)に該当するバックアップ・サービスを使用して、OpsCenterキースペースをバックアップします。
    重要: OpsCenterの以前のバージョンへのダウングレードを想定または計画している場合、あるいはそれが必要な場合は、バージョン6.1にアップグレードする前に、必ずOpsCenterキースペースをバックアップしてください。OpsCenterのダウングレードは、状況に左右される手動プロセスです。ダウングレードが必要な場合は、その前にDataStaxサポートにお問い合わせください。
  • バックアップ・サービスでは構成ファイルはバックアップされません。構成ファイルのバックアップは、/confディレクトリー内に作成します。必要に応じて、SSL構成のバックアップを作成します。OpsCenter認証が有効な場合は、./passwd.dbパスワード・データベースをバックアップします。バックアップする構成ファイルおよびその他のファイルは次のとおりです。
    conf/clusters/*
    conf/event-plugins/*
    conf/install_id
    conf/opscenterd.conf
    ./passwd.db  
    
  • install_location/opscenter/bin/にある適切なインストーラー・スクリプトを使用して、OpsCenterインスタンスをアンインストールします。または、従来のスタンドアローン・アンインストーラーを使用します。

OpsCenterのアンインストール

  1. OpsCenterインストール・ディレクトリーに移動します。
  2. アンインストーラーを起動します。
    • Linux:
      $ ./uninstall ## Run the uninstaller as root or sudo if needed
    • Mac OS X:install_location/opscenter/ディレクトリーの「uninstaller」をダブルクリックします。
  3. アンインストール方法を指定するよう求めるダイアログが表示されます。
    注意: 必ず、推奨される前提条件に従ってファイルのバックアップを行ってからアンインストールに進んでください。
    アプリケーションを完全にアンインストールすることを確定するには、[Yes]をクリックしてください。

スタンドアローン・インストーラーからパッケージへのアップグレード

  1. 推奨される前提要件に従います。
  2. 手順に従い、DebianまたはRPMのいずれかのパッケージ方法を使用してOpsCenterをインストールします。
  3. パッケージをインストールしたら、以下のファイルを/etc/opscenter/にコピーします。
    conf/clusters
    conf/event-plugins
    conf/install_id
    conf/opscenterd.conf
    ./passwd.db  
    
    例を次に示します。
    $ cp -r conf/clusters /etc/opscenter/
  4. SSLが有効な場合は、以下のSSL構成ディレクトリーの内容をコピーします。
    $ cp -r /path/to/backup/ssl /var/lib/opscenter/
  5. OpsCenterを再起動します。

スタンドアローン・インストーラーからtarボールへのアップグレード

  1. 推奨される前提要件に従います。
  2. 手順に従い、tarボールを使用してOpsCenterをインストールします。
  3. tarボールをインストールしたら、以下のファイルをinstall_location/conf/ディレクトリーにコピーします。
    conf/clusters
    conf/event-plugins
    conf/install_id
    conf/opscenterd.conf
    ./passwd.db  
    
  4. SSLが有効な場合は、以下のSSL構成ディレクトリーの内容をコピーします。
    $ cp -r /path/to/backup/ssl /path/to/install_location/ssl
  5. OpsCenterを再起動します。