行キャッシュ

読み取りが多い操作をパフォーマンスを向上させるデータベース・コンポーネント。オフヒープ・メモリーの行キャッシュは、ローカルSSTableから最近読み込まれた行を保持します。各ローカル読み取り操作はその結果セットを行キャッシュに格納し、コーディネーター・ノードに送信します。次の読み取りでは、最初に行キャッシュを確認します。そこに必須データが存在すれば、データベースは即座にそのデータを返します。この最初の読み取りで、ブルーム・フィルター、パーティション・キー・キャッシュ、パーティション・サマリー、パーティション・インデックス、およびSSTableに詳細なシークを保存できます。

データベースはLRU(least-recently-used)による追い立てを利用して、最近アクセスされた行で行キャッシュを更新します。行キャッシュのサイズは、cassandra.yamlファイルで構成できます。