vertexLabel

頂点ラベルを作成する方法。

構文

schema.vertexLabel('vertexLabel').[ partitionKey(propertyKey, [ partitionKey(propertyKey) ] ].[ clusteringKey(propertyKey) ].[ ttl ].[ properties(property, property) ].[ index ].[ partition() ].[ cache() ].[ ifNotExists() ].[ create() | add() | describe() | exists() ]

説明

頂点ラベルは、DSE Graphに格納できる頂点のタイプを指定します。頂点ラベルでは、頂点のライフサイクルを決定するために、プロパティを定義したり、パーティション・キー、クラスター化キー、インデックス、キャッシュ、およびTime To Live(TTL)を含めることができます。

DSE Graphでは、グラフごとに入力できる頂点ラベル数は200までです。

vertexLabel authorを作成します。
schema.vertexLabel('author').create()
頂点ラベルがまだ存在しない場合は、vertexLabel ingredientを作成します。
schema.vertexLabel('ingredient').ifNotExists().create()

パーティションおよびクラスター化キーについては、「partitionKey-clusteringKey」を参照してください。

プロパティをvertexLabelに追加します。
schema.vertexLabel('author').properties('location','restaurant').add()

インデックスについては、スキーマAPIの各インデックス・エントリー(エッジ・インデックスプロパティ・インデックス頂点インデックス)を参照してください。

author頂点のすべてのプロパティを最大1時間(3600秒)キャッシュします。
schema.vertexLabel('author').cache().properties().ttl(3600).add()
プロパティ・キャッシュを有効にすると、インデックス・クエリーでは、指定された頂点ラベルのIndexCacheを使用します。
author頂点の内向きと外向きの両方のcreatedエッジを最大1分(60秒)間キャッシュします。
schema.vertexLabel('author').cache().bothE('created').ttl(60).add()
特定のedgeLabelに基づいてvertexLabelのパーティション分割を行います。
schema.vertexLabel('author').partition().inE('created').add()
60秒のTime To Live(TTL)をvertexLabelに対して作成します。TTLを設定すると、設定したTTL値でvertexLabelを使用して挿入されたすべての頂点が期限切れになります。
schema.vertexLabel('author').ttl(60).create()
注: DSE Graphでは、TTLの設定方法はDSEデータベースとは異なります。DSEデータベースでは、TTLはミューテーション(挿入または更新)ごとに設定されるか、テーブル・スキーマからデフォルト値を継承することができます。DSE Graphでは、TTLが頂点ラベルまたはエッジ・ラベルごとに設定され、すべての頂点またはエッジがTTL設定による影響を受けます。DSE Graphでは、TTLを各頂点またはエッジに対して設定することはできません。
vertexLabelが存在するかどうかを確認します。
schema.vertexLabel('author').exists()
describe()コマンドを使用してvertexLabelのスキーマ作成コマンドを取得します。
schema.vertexLabel('author').describe()