期間カラム

カラムに対するduration値のupsert操作を実行するには、文字列形式の値を使用します。

カラムに対するduration値のupsert操作を実行するには、文字列形式の値を使用します。duration値は、このセクションで説明する形式で表すことができます。

注: duration値は引用符なしで指定します。

期間形式

duration値は、以下の形式で表すことができます：

NyNmoNwNdNhNsNmsNusNns

ここで、

N：数字
y：年数
mo：月数
w：週数
d：日数
h：時間数
m：分数
s：秒数
ms：ミリ秒数
µsまたはus：マイクロ秒数
ns：ナノ秒数

たとえば、2か月間、10日間、12時間の期間の場合、2mo10d12hと表します。欠落しているduration指定子は0に設定されます。

ISO 8601形式

duration値は、以下のISO 8601形式で表すことができます：

PNYNMNDTNHNMNS

ここで、

P：duration値の先頭に配置される期間指定子
N：数字
Y：年数
M：月数
D：日数
T：時間
- H：時間数
- M：分数
- S：秒数

たとえば、4年間、6か月間、3日間、12時間、30分間、5秒間の期間の場合、P4Y6M3DT12H30M5Sと表します。

duration値は、以下のISO 8601形式で表すことができます：

PNW

ここで、

P：duration値の先頭に配置される期間指定子
N：数字
W：週数

たとえば、6週間の場合、P6Wと表します。

代替のISO 8601形式

duration値は、以下の代替のISO 8601形式で表すことができます：

P[YYYY]-[MM]-[DD]T[hh]:[mm]:[ss]

ここで、

P：duration値の先頭に配置される期間指定子
YYYY：年数
MM：月数
DD：日数
T：時間
- hh：時間数
- mm：分数
- ss：秒数

たとえば、4年間、6か月間、3日間、12時間、30分間、5秒間の期間の場合、P0004-06-03T12:30:05と表します。

手順

INSERT duration値。

INSERT INTO cycling.race_times (
  finish_time,
  race_name, cyclist_name, race_date
) VALUES (
  1h4m48s20ms,
  '17th Santos Tour Down Under', 'Rohan DENNIS', '2017-04-14'
);

UPDATE duration値。

UPDATE cycling.race_times
SET finish_time = 2h5m22s14ms
WHERE race_name = '17th Santos Tour Down Under'
  AND cyclist_name = 'Rohan DENNIS'
  AND race_date = '2017-04-14';

SELECT duration値。

SELECT *
FROM cycling.race_times
WHERE race_name = '17th Santos Tour Down Under'
  AND cyclist_name = 'Rohan DENNIS'
  AND race_date = '2017-04-14';

出力：

 race_date  | race_name                   | cyclist_name | finish_time | race_time
------------+-----------------------------+--------------+-------------+--------------------
 2017-04-14 | 17th Santos Tour Down Under | Rohan DENNIS | 2h5m22s14ms | 19:15:18.000000000

(1 rows)