NodeSync検証の有効化

アンチエントロピー・リペアを行わずに、バックグラウンドでデータの整合性を継続的に検証します。

デフォルトでは、テーブルの作成時にNodeSyncは無効になっています。また、以前のバージョンから移行されたテーブルでも無効になっています。アンチエントロピー・リペアを必要とせずに、バックグラウンドでデータの整合性を継続的に検証するには、1つ以上のテーブルでNodeSyncを有効にします。

注: データは、テーブルが複数のデータ・センターにある場合、またはレプリケーション係数が2以上のキースペースのデータ・センターにある場合にのみ検証する必要があります。

手順

  • 既存のテーブルで有効にします。
    • CQL構文を使用して、単一のテーブルのNodeSync設定を変更します。
      ALTER TABLE table_name WITH 
      nodesync={'enabled': 'true'}; 
    • NodeSyncの有効化を使用したキースペース内のすべてのテーブル:
      nodesync enable -v -k keyspace_name "*"
    • NodeSyncの有効化を使用したテーブルのリスト:
      nodesync enable keyspace_name.table_name keyspace_name.table_name
  • NodeSyncを有効にしたテーブルを作成します。
    CREATE TABLE table_name ( column_list ) WITH 
    nodesync={'enabled': 'true'};