DSE Graph用語集
DSE Graph固有の用語について解説します。
以下はDSE Graph固有の用語です。
- 隣接リスト
- 有限グラフを表現するために使用される順序指定されていないリストのコレクション。各リストには、グラフ内の頂点に隣接する頂点のセットが記述されています。
- 隣接頂点
- エッジによって別の頂点に直結されている頂点。
- 有向グラフ
- 頂点のセットと円弧のセット(頂点の順序ペア)。DSE Graphでは「円弧」という用語は使用せず、エッジは方向性を持ちます。
- エッジ
- 頂点同士を連結するもの。エッジには、順序が指定されないもの(方向性のないもの)または順序が指定されたもの(方向性のあるもの)があります。また、エッジは、その頭部と尾部に頂点を持つオブジェクトとして記述されることもあります。
- 要素
- 要素とは、頂点、エッジ、またはプロパティを指します。
- グローバル・インデックス
- グラフ全体にわたるインデックス構造。
- グラフ
- 頂点とエッジのコレクション。
- グラフの次数
- グラフの最大頂点次数。
- グラフ・パーティション分割
- グラフをコンポーネントに分割する作業で構成されるプロセス。グラフのパーティション分割によって各コンポーネントはほぼ同じサイズになり、コンポーネント間の連結部が少なくなります。
- グラフ探索
- グラフ・データ構造内での明示的な参照構造に従ってグラフの要素をアルゴリズムが巡回すること。
- インシデント・エッジ
- 特定の頂点に付随するエッジ。エッジと頂点が接触していることを意味します。
- インデックス
- インデックスとは、特定のキーと値のペアによって要素の高速取得を可能にするデータ構造のことです。
- メタプロパティ
- 他のプロパティの一部の属性を表すプロパティ。
- 順序
- エッジの数と頂点の数の大きさ。
- パーティション分割された頂点
- エッジの数が非常に多い頂点に使用する場合、パーティション分割された頂点は、頂点をグラフ・データベース・ストレージ用に小さいコンポーネントに分割することで得られる頂点のデータの一部で構成されます。試験段階
- プロパティ
- 頂点またはエッジのいずれかの属性をいくつか記述したキーと値のペア。プロパティ・キーは、キーと値のペアでキーを記述するために使用します。DSE Graphではすべてのプロパティはグローバルです。これは、どの頂点についてもプロパティを使用できることを意味します。たとえば、グラフ内のすべての頂点に対して「name」というプロパティを使用できます。
- 探索ソース
- 探索で使用する探索方法を指定したドメイン固有言語(DSL)。
- 無向グラフ
- 頂点のセットとエッジのセット(順序が指定されていない頂点のペア)。
- 頂点中心インデックス
- 頂点ごとに構築されるローカル・インデックス構造。
- 頂点
- 頂点は、グラフ形成の基本単位です。頂点は、内向きエッジと外向きエッジを持つオブジェクトとして記述されることもあります。
- 頂点次数
- 頂点に付随するエッジの数。