プリフライト・チェック・ツール

プリフライト・チェック・ツールは、DataStax Enterpriseノードの構成設定を検知して、任意で修正するテスト・コレクションです。

プリフライト・チェック・ツールは、DataStax Enterpriseノードで実行されるテスト・コレクションで、ノードの構成を検知して修正します。このツールは、ユーザー・リソースの制限、スワップ、ディスク設定など、多くの無効な構成設定や最適化されていない構成設定を検知して任意で修正できます。

プリフライト・チェック・ツールは、インストールの種類に基づいて、次の場所に含まれています。

インストールの種類 場所
パッケージ・インストール /usr/share/dse/tools/pfc
tarボール・インストール インストール場所/tools/pfc

使用法

すべてのテストを実行するオプションを使用せずに、プリフライト・ チェックを実行します。

sudo ./preflight_check options
1. オプション
短い形式 長い形式 説明
-h -help ヘルプを表示して、終了します。
-f -fix 問題の修正を試行します。
--yaml=YAML_LOCATION cassandra.yamlファイルの場所。
--devices=DEVICES HDDのカンマ区切りのリスト。/dev/sda,/dev/sdb,...
--disk-duration=DISK_DURATION 各テスト・ディスクのベンチマークの時間(秒単位)。正常な負荷をシミュレートするように設定します。
--disk-threads=DISK_THREADS 各ディスクのベンチマークのスレッドの数。正常な負荷をシミュレートするように設定します。
--ssd=SSD SSDのカンマ区切りのリスト。/dev/sda,/dev/sdb,...
--nossd ノードにSSDがありません。

新しいテストの作成

独自のテストを作成するには、次の手順を実行します。

  1. /checksで新しい Pythonファイルを作成します。
    cd /checks
    touch my_test.py
  2. /checks/init.py__all__セクションに新しいテストを追加します。
    __all__ = ['my_test', 'disk', 'blockdev', ...]
  3. preflight_checkスクリプトにテストを追加します。
  4. 新しいテストでプリフライト・チェック・スクリプトを実行します。
    sudo ./preflight_check options