データ分散およびレプリケーションについて
データ分散およびレプリケーションの概要。
DataStax Enterpriseでは、データ分散とレプリケーションが連動しています。データはテーブル単位で構成され、プライマリ・キーによって識別されます。プライマリ・キーはどのノードにデータが格納されるかを決定します。レプリカは、信頼性とフォールト・トレランスを確保するために複数のノードに格納される、行のコピーです。初めて書き込まれるデータもレプリカとも呼ばれます。すべてのレプリカの重要性は同じで、プライマリ・レプリカやマスター・レプリカといった区別はありません。
レプリケーションに影響する機能には以下が含まれます。
- 仮想ノードは、データの所有権を物理的なマシンに割り当てます。
- パーティショナーは、クラスター全体にデータを分散させます。
- レプリケーション・ストラテジは、各データ行のレプリカを決定します。
- スニッチは、レプリケーション・ストラテジがレプリカの配置に使用するトポロジー情報を定義します。