sstablerepairedset
指定されたSSTableのセットのステータスをリペア済みまたは未リペアとして設定し、repairedAtフィールドを更新してリペアの時刻を示します。
指定されたSSTableのセットのステータスをリペア済みまたは未リペアとして設定し、repairedAt
フィールドを更新してリペアの時刻を示します。このメタデータにより、インクリメンタル・リペアが容易になります。このツールは、インストールをインクリメンタル・リペアへ移行するプロセスで使用します。
制約事項: このコマンドを実行する前に、DataStax Enterpriseを停止する必要があります。
ヒント: 次のコマンドを使用して、キースペース内のすべての*Data.dbファイルをリストします。
find '/home/user/dse-6.7.2/data/keyspace1/' -iname "*Data.db*"
構文
sstablerepairedset --really-set [--is-repaired | --is-unrepaired] [-f sstable_list_file | sstable_filepath]
構文規則 | 説明 |
---|---|
大文字 | リテラル・キーワード。 |
小文字 | リテラル以外。 |
Italics |
変数値。有効なオプションまたはユーザー定義値と置き換えます。 |
[ ] |
任意。角かっこ( [] )で任意のコマンド引数を囲みます。角かっこは入力しないでください。 |
( ) |
グループ。丸かっこ(( ) )は、選択肢を含むグループを示します。丸かっこは入力しないでください。 |
| |
または。縦棒(| )で代替要素を区切ります。要素のいずれかを入力してください。縦棒は入力しないでください。 |
... |
繰り返し可能。省略記号(... )は、構文要素を必要な回数だけ繰り返すことができることを示します。 |
'Literal string' |
単一引用符( ' )でCQL文内のリテラル文字を囲みます。大文字を維持するには、単一引用符を使用します。 |
{ key:value } |
マップ・コレクション。中かっこ( { } )でマップ・コレクションまたはキーと値のペアを囲みます。コロンでキーと値を区切ります。 |
<datatype1,datatype2> |
セット、リスト、マップ、またはタプル。山かっこ(< > )で、セット、リスト、マップまたはタプル内のデータ型を囲みます。データ型をカンマで区切ります。 |
cql_statement; |
CQL文の終了。セミコロン( ; )ですべてのCQL文を終了します。 |
[ -- ] |
コマンドライン・オプションとコマンド引数は、2つのハイフン(-- )で区切ります。この構文は、引数がコマンドライン・オプションと間違われる可能性がある場合に役立ちます。 |
' <schema> ...</schema> ' |
検索CQLのみ:単一引用符( ' )でXMLスキーマ宣言全体を囲みます。 |
@xml_entity='xml_entity_type' |
検索CQLのみ:スキーマ・ファイルおよびsolrconfigファイル内のXML要素を上書きする実体とリテラル値を示します。 |
定義
短い形式と長い形式のパラメーターはカンマで区切られています。
コマンド引数
- -f sstable_list_file
- SSTableのリストを含むファイルのファイルパス。たとえば、*.txtファイルです。
- --is-repaired
- リペア済みステータスを設定します。
- --is-unrepaired
- リペア未済ステータスを設定します。
- --really-set
- DSEが停止したときのコマンドの影響の可能性の確認。
- sstable_filepath
Data.db
で終わるSSTableデータ・ファイルの、明示的または相対的なファイルパス。
例
DataStax Enterpriseが実行中でないことを確認します
nodetool status
Datacenter: Graph
================================
Status=Up/Down
|/ State=Normal/Leaving/Joining/Moving
-- Address Load Tokens Owns Host ID Rack
UN 10.200.177.92 265.04 KiB 1 ? 980cab6a-2e5d-44c6-b897-0733dde580ac rack1
DN 10.200.177.94 426.21 KiB 1 ? 7ecbbc0c-627d-403e-b8cc-a2daa93d9ad3 rack1
SSTableをリペア済みとしてマークします
制約事項: このコマンドを実行する前に、DataStax Enterpriseを停止する必要があります。
sstablerepairedset --really-set --is-repaired /var/lib/cassandra/data/cycling/cyclist_category-e1f76e21ce4311e8949e33016bf887c0/aa-1-bti-Data.db
コマンド出力はありません。
ファイルを使用して未リペアとマークするSSTableをリストします
制約事項: このコマンドを実行する前に、DataStax Enterpriseを停止する必要があります。
sstablerepairedset --is-unrepaired -f repairSetSSTables.txt
ここで、repairSetSSTables.txtファイルには、次のような、SSTable(*Data.db
)ファイルのリストが含まれます。
/data/cycling/cyclist_by_country-82246fc065ff11e5a4c58b496c707234/ma-1-big-Data.db
/data/cycling/cyclist_by_birthday-8248246065ff11e5a4c58b496c707234/ma-1-big-Data.db
/data/cycling/cyclist_by_birthday-8248246065ff11e5a4c58b496c707234/ma-2-big-Data.db
/data/cycling/cyclist_by_age-8201305065ff11e5a4c58b496c707234/ma-1-big-Data.db
/data/cycling/cyclist_by_age-8201305065ff11e5a4c58b496c707234/ma-2-big-Data.db