LDAPグループのロールの追加

ユーザーのLDAPグループ名とDSEロール名を照合することにより、ロールを割り当てます。

LDAPロール管理でLDAP認証を使用する場合、DSEは、ユーザーがメンバーであるLDAPグループに一致するすべてのロールをユーザーに割り当てます。少なくとも1つのDSEロールにログイン特権が必要です。

注意: DSEは、LDAPロール管理でネストされたグループをサポートしません。
認証が正常に完了すると、DSEは、グループのリストについてLDAPに再度クエリーを実行します。DSEは、次のいずれかからリストを取得します。
制約事項: ロール管理モードLDAPが内部認証で有効になっている場合、グループを検索するには、内部ロールがUIDやSamAccountnameなどのLDAPユーザーID属性に対応している必要があります。

手順

  1. group_nameに一致するログイン・ロールを作成します。このグループに属するすべてのユーザーがDSEデータベースにログインできます。
    CREATE ROLE group_name WITH LOGIN = true;
    • group_name - 名前は大文字と小文字が区別され、大文字を含む名前は二重引用符で囲みます。たとえば、グループのcnに一致させるには、二重引用符を使用します。cn=DSE_Login_Users,ou=Groups,dc=example,dc=com
    • LOGIN - ユーザーが属する少なくとも1つのグループには、ユーザーが要求を実行するためのログイン特権が必要です。
    • SUPERUSER - 完全なデータベース・アクセスをアクセス権を付与します。ただし、パーミッションが制限されているオブジェクトを除きます(「データへのアクセスの制限」を参照)。
    ヒント: 要求を実行するために必要です。
  2. 割り当てを認証スキームにバインドします。
    GRANT EXECUTE on LDAP SCHEME to group_name;

次のタスク

ロールにパーミッションを割り当てます。「パーミッションの割り当て」を参照してください。