クライアント用のKerberos接続情報の構成

Kerberosクライアントをインストールし、Kerberos接続の詳細を構成します。

Kerberosクライアントをインストールし、Kerberosレルムと接続の詳細を構成します。

始める前に

組織のKerberos管理者から、DataStaxクラスターを含むドメイン用にkrb5.confを構成します。

手順

  1. 以下のいずれかの方法を使用して、各ノードにKerberosクライアント・ソフトウェアをインストールします。
    • tarボール・ベースのシステム:
      wget http://web.mit.edu/Kerberos/dist/krb5/1.17/krb5-1.17.tar.gz
    • RHELベースのシステム:
      sudo yum install krb5-workstation krb5-libs krb5-pkinit-openssl
    • Debianベースのシステム:
      sudo apt-get install krb5-user krb5-config krb5-pkinit
  2. (オプション)krb5.confで、libdefaults設定のDNSおよびレルム検索が無効になっていることを確認します。
    [libdefaults]
    dns_lookup_kdc = false
    dns_lookup_realm = false
    ヒント: KDCのDNS検索とレルム・エントリーは使用しないでください。DNSを使用すると、パフォーマンスと機能性に悪影響を及ぼすことがあります。
  3. 以下のいずれかの方法を使用して、各ノードに構成ファイルを配布します。
    • デフォルトの場所 - krb5.confファイルを/etcディレクトリーに配置します。
    • カスタムの場所 - krb5.confファイルがデフォルト以外の場所にある場合は、環境変数KRB5_CONFIGを使用して場所を指定します。
      export KRB5_CONFIG="path_to_file"
      ヒント: デフォルトパスの完全なリストについては、MIT Kerberosのドキュメントを参照してください。