DataStax Enterpriseで使用可能なディスク容量の推定
DataStax Enterpriseノードが保持できるデータの量を算出します。
DataStax Enterpriseノード群に保持できるデータの量を推定するには、ノードごとの使用可能なディスク容量を計算し、クラスターのノード数を掛けます。一般的にプロダクション・クラスターでは、コミット・ログとデータ・ディレクトリーは別々のディスク上に存在しています。
手順
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物理的ディスクの生の容量から計算を始めます。
生の容量 = ディスク・サイズ * データ・ディスクの数
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ファイル・システムのフォーマットによるオーバーヘッド(約10%)を考慮した、使用可能なディスク領域を計算します。
フォーマット済みディスク領域 = (生の容量 * 0.9)
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推奨される作業ディスク容量を計算します。
通常の運用では、データベースは、コンパクションおよびリペア操作のため、定期的にディスク容量を要求します。最適なパフォーマンスおよびクラスターの健全性を保つために、DataStaxでは、ディスクを最大容量まで使用せず、コンパクション・ストラテジおよびコンパクションのサイズに応じて、50%から80%までにするよう推奨しています。
使用可能ディスク領域 = フォーマット済みディスク領域 * (0.5~0.8)