ノードの健全性とインデックス作成のステータス・スコアの収集
ノードの健全性オプションを構成するための手順と、健全性とインデックス作成スコアを取得するためのコマンド。
ノードの健全性オプションは、すべてのノードで常に有効です。ノードの健全性は、ノードが検索クエリーを処理する際の適合度をスコアベースで表現したものです。ノードの健全性の複合スコアは、削除されたミューテーションと稼働時間に基づいています。動的な健全性のスコアが0~1の場、指定されたDataStax Enterpriseノードの健全性を示します。
- スコアが高いほど、ノードの健全性が良好であることを示します。スコアの最高値は1です。
- 多くのミューテーションが削除されているノードや、起動されたばかりのノードには、低いスコアが適用されます。
DSE Searchノードでは、シャード選択アルゴリズムは、アカウントの近接度と、アクティブなステータスやインデックス作成のステータスなどのセカンダリ係数を使用します。ノードの健全性のスコアとインデックス作成のステータスを調べることができます。インデックス作成のステータスは、INDEXING、FINISHED、またはFAILEDです。
特定のトークン範囲に複数の候補が存在する場合、ノードの健全性を検討するように、分散検索クエリーのレプリケーションの選択を構成できます。この健全性ベースのルーティングによって、インデックスの整合性とクエリーのスループット間のトレードオフが有効になります。パフォーマンスが重要な場合は、健全性ベースのルーティングを有効にしないでください。
dse.yamlファイルの場所は、インストールのタイプによって異なります。
パッケージ・インストールInstaller-Servicesインストール |
/etc/dse/dse.yaml |
tarボール・インストールInstaller-No Servicesインストール |
installation_location/resources/dse/conf/dse.yaml |
手順
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dse.yamlファイルで以下の手順を実行します。
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特定のDataStax Enterpriseノードを示す0~1の範囲の動的な健全性スコアを取得するには、dsetool node_healthコマンドを使用します。
例を次に示します。
dsetool -h 200.192.10.11 node_health
Node Health [0,1]: 0.7
IPアドレスを指定しない場合、デフォルトはローカルのDataStax Enterpriseノードになります。
すべてのノードのノードの健全性スコアを取得するには、
dsetool node_health -all
を指定します。dsetool status
を使用しても、ノードの健全性のスコアを確認できます。 -
ノードの指定されたコアの動的なインデックス作成ステータス(INDEXING、FINISHED、またはFAILED)を取得するには、dsetool core_indexing_statusコマンドを使用します。
例を次に示します。
dsetool -h 200.192.10.11 core_indexing_status wiki.solr
wiki.solr: INDEXING