cassandra-topology.propertiesファイル
データ・センター名とラック名を設定し、PropertyFileSnitchを使用するための構成ファイル。
cassandra-topology.properties
cassandra-topology.propertiesファイルの場所は、インストールのタイプによって異なります。パッケージ・インストール | /etc/dse/cassandra/cassandra-topology.properties |
tarボール・インストール | installation_location/resources/cassandra/conf/cassandra-topology.properties |
PropertyFileSnitchは、cassandra-topology.properties を使用して、データ・センター名とラック名を設定し、さらに、要求が効率よくルーティングされ、データベースがレプリカを均等に分散できるように、ネットワーク・トポロジーを決定します。
注: プロダクション環境にはGossipingPropertyFileSnitchスニッチを推奨します。「PropertyFileSnitchからGossipingPropertyFileSnitchへの移行」を参照してください。
PropertyFileSnitch
このスニッチは、ラックとデータ・センターによって決まる近接度を決定します。このスニッチは、 cassandra-topology.properties ファイルで指定されているネットワークの詳細を使用します。このスニッチを使用するときは、データ・センター名を好きなように定義できます。データ・センター名がキースペース定義内のデータ・センターの名前に合致することを確認してください。クラスターのノードをすべてcassandra-topology.propertiesファイルに記述しなければならず、このファイルは、クラスター内のすべてのノードで同じである必要があります。
データ・センター名とラック名の設定
IPが規則的でなく、それぞれ2つのラックがある2つの物理データ・センターがあり、解析データをレプリケートする3番目の論理データ・センターがある場合、cassandra-topology.propertiesファイルは以下のようになります。
注: データ・センター名とラック名は大文字と小文字が区別されます。
# datacenter One
175.56.12.105=DC1:RAC1
175.50.13.200=DC1:RAC1
175.54.35.197=DC1:RAC1
120.53.24.101=DC1:RAC2
120.55.16.200=DC1:RAC2
120.57.102.103=DC1:RAC2
# datacenter Two
110.56.12.120=DC2:RAC1
110.50.13.201=DC2:RAC1
110.54.35.184=DC2:RAC1
50.33.23.120=DC2:RAC2
50.45.14.220=DC2:RAC2
50.17.10.203=DC2:RAC2
# Analytics Replication Group
172.106.12.120=DC3:RAC1
172.106.12.121=DC3:RAC1
172.106.12.122=DC3:RAC1
# default for unknown nodes
default =DC3:RAC1