テーブル統計

コンパクション・メトリックは、パフォーマンスの傾向を監視するために重要ないくつかの統計を提供します。

個々のテーブルについて、ColumnFamilyStoreMBeanは、StorageProxyMBeanと同じ一般的なレイテンシーの属性を提供します。StorageProxyMBeanとは異なり、ColumnFamilyStoreMBeanには、パフォーマンスの傾向を監視するために重要な統計が他にもいくつかあります。これらのうち最も重要なものを、テーブル内に示します。
1. テーブル統計
属性 説明
MemtableDataSize このテーブルのデータ(メタデータ以外)が使用するサイズ合計。
MemtableColumnsCount memtable(すべてのキー)に存在するカラムの合計数を返します。
MemtableSwitchCount memtableのフラッシュ回数。
RecentReadLatencyMicros このbeanに対する前回の呼び出し以来の平均読み取りレイテンシー。
RecentWriterLatencyMicros このbeanに対する前回の呼び出し以来の平均書き込みレイテンシー。
LiveSSTableCount このテーブルの動作しているSSTableの数。

最新の読み取りレイテンシーおよび書き込みレイテンシーのカウンターは、操作が一貫した形で行われていることを確認するのに重要です。これらのカウンターが平坦の状態を保持した後で増加し始めたら、おそらくクラスターにキャパシティを増やす必要があります。

指定したテーブルのSSTableの数が多くなり過ぎないよう、しきい値を設定して、LiveSSTableCountを監視できます。