コンパクションと圧縮のテスト
書き込みサーベイ・モードの有効化。
書き込みサーベイ・モードは、新しいコンパクションおよび圧縮のストラテジをテストするための起動オプションです。書き込みサーベイ・モードでは、そのノードで新しいコンパクションおよび圧縮ストラテジをテストすることで、プロダクション・クラスターに影響を及ぼさずに、書き込みパフォーマンスの相違をベンチマークできます。
書き込みサーベイ・モードは、ノードをデータベース・クラスターに追加します。ノードは、すべての書き込みトラフィックを、あたかも通常のクラスターに属しているかのように受け入れますが、ノードはリングに正式に参加しません。
また、新しい製品バージョンを試用する場合にも、書き込みサーベイ・モードを使用します。書き込みサーベイ・モードでクラスターに追加するノードは、クラスターの他のノードと同じメジャー・リリース・バージョンである必要があります。書き込みサーベイ・モードは、ノード間でデータをまとめて転送するストリーミングのサブシステムを使用しますが、これがメジャー・リリースごとに異なるからです。
変更が読み取りのパフォーマンスにどのように影響を及ぼすかを確認するには、ノードを停止して、スタンドアローン・マシンとして起動したら、ノードの読み取り操作をベンチマークします。
cassandra-env.sh
cassandra-env.shファイルの場所は、インストールのタイプによって異なります。パッケージ・インストール | /etc/dse/cassandra/cassandra-env.sh |
tarボール・インストール | installation_location/resources/cassandra/conf/cassandra-env.sh |
手順
write_surveyオプションを使用して、ノードを起動します。
- パッケージ・インストール: 次のオプションをcassandra-env.shファイルに追加します。
JVM_OPTS="$JVM_OPTS -Dcassandra.write_survey=true
- tarボール・インストール: このオプションで、ノードを起動します。
cd installation_location && sudo bin/cassandra -Dcassandra.write_survey=true