fs-stressツール

fs-stressツールは、DSEファイル・システム(DSEFS)層のストレス・テストを実行します。

構文

cassandra.yaml

cassandra.yamlファイルの場所は、インストールのタイプによって異なります。
パッケージ・インストール /etc/dse/cassandra/cassandra.yaml
tarボール・インストール installation_location/resources/cassandra/conf/cassandra.yaml
fs-stress [options] dsefs_directory listen_address

デフォルトのIPアドレスは、cassandra.yaml ファイル内のlisten_addressプロパティです。localhostを使用していない場合は、正しいIPアドレスを指定します。

fs-stressは、インストールのtoolsディレクトリーにあります。

toolsディレクトリーのデフォルトの場所は、インストールのタイプによって異なります。
  • パッケージ・インストール:/usr/share/dse/tools
  • tarボール・インストール:installation_location/dse/tools
1. 凡例
構文規則 説明
大文字 リテラル・キーワード。
小文字 リテラル以外。
Italics 変数値。有効なオプションまたはユーザー定義値と置き換えます。
[ ] 任意。角かっこ( [] )で任意のコマンド引数を囲みます。角かっこは入力しないでください。
( ) グループ。丸かっこ(( ))は、選択肢を含むグループを示します。丸かっこは入力しないでください。
| または。縦棒(|)で代替要素を区切ります。要素のいずれかを入力してください。縦棒は入力しないでください。
... 繰り返し可能。省略記号(...)は、構文要素を必要な回数だけ繰り返すことができることを示します。
'Literal string' 単一引用符( ' )でCQL文内のリテラル文字を囲みます。大文字を維持するには、単一引用符を使用します。
{ key:value } マップ・コレクション。中かっこ( { } )でマップ・コレクションまたはキーと値のペアを囲みます。コロンでキーと値を区切ります。
<datatype1,datatype2> セット、リスト、マップ、またはタプル。山かっこ(< >)で、セット、リスト、マップまたはタプル内のデータ型を囲みます。データ型をカンマで区切ります。
cql_statement; CQL文の終了。セミコロン( ; )ですべてのCQL文を終了します。
[ -- ] コマンドライン・オプションとコマンド引数は、2つのハイフン(--)で区切ります。この構文は、引数がコマンドライン・オプションと間違われる可能性がある場合に役立ちます。
' <schema> ...</schema> ' 検索CQLのみ:単一引用符( ' )でXMLスキーマ宣言全体を囲みます。
@xml_entity='xml_entity_type' 検索CQLのみ:スキーマ・ファイルおよびsolrconfigファイル内のXML要素を上書きする実体とリテラル値を示します。

説明

fs-stressツールは、DSEファイル・システム(DSEFS)層のストレス・テストを実行します。

データ 説明
progress ストレス操作の全体進行状況。
bytes 書き込み/読み取りが行われた合計バイト。
curr rate 1秒間に書き込み/読み取りが行われるバイトの現在の速度。
avg rate 1秒間に書き込み/読み取りが行われるバイトの平均速度。
max latency 現在のレポート・ウィンドウにおける最大レイテンシー(単位はミリ秒)。