Javaガーベージ・コレクションのヒープ・サイズの設定

jvm.options

jvm.optionsファイルの場所は、インストールのタイプによって異なります。
パッケージ・インストール /etc/dse/cassandra/jvm.options
tarボール・インストール installation_location/resources/cassandra/conf/jvm.options
DSE 5.1のデフォルトのJVMガーベージ・コレクション(GC)はG1です。
注: Java 7を使用している場合、DataStaxではG1の使用を推奨しません。これは、G1にクラスが読み込まれない問題が発生するためです。Java 7では、完全なGCが実行されるまで、PermGenが無期限で満杯になります。

ヒープ・サイズは通常、システム・メモリーの¼から½になります。オフヒープ・キャッシュおよびファイル・システム・キャッシュでも使用するため、すべてのメモリーをヒープに費やさないでください。

Java仮想マシン(JVM)の調整の詳細については、「Java仮想マシンの調整」を参照してください。

重要: コンカレント・マーク・スイープ(CMS)ガーベージ・コレクションを使用するには、構成する際のヘルプについてDataStaxサービス・チームにお問い合わせください。Javaリソースを調整すると、CMSが推奨されている環境に関する詳細情報が提供されます。ただし、CMSを使用する場合、最適な結果を達成するには、時間、専門知識、繰り返しのテストが必要になります。
以下の方法で、環境に応じた最適なヒープ・サイズを特定します。
  1. MAX_HEAP_SIZEjvm.optionsファイルで単一ノードの任意の高い値に設定します。
  2. そのノードで使用されるヒープを表示します。
    • GCロギングを有効にし、ログで傾向を確認します。
    • OpsCenterのリスト・ビューを使用します。
  3. そのクラスターのヒープ・サイズ設定の値を使用します。
注: この方法により、テスト・ノードのパフォーマンスが低下しますが、通常、クラスター・パフォーマンスが大幅に低下することはありません。

パフォーマンスが改善されない場合は、JVMの調整についてDataStaxサービス・チームにお問い合わせください。