起動時のシステム・プロパティの設定
起動コマンド・ラインまたはファイルから、DataStax Enterpriseのシステム・プロパティを変更します。
jvm.options
jvm.optionsファイルの場所は、インストールのタイプによって異なります。パッケージ・インストール | /etc/dse/cassandra/jvm.options |
tarボール・インストール | installation_location/resources/cassandra/conf/jvm.options |
システム・プロパティ(
-D
)スイッチを使用して、起動時のDataStax Enterprise(DSE)の設定を変更します。ヒント: DSEを起動するたびに設定を自動的に渡すには、コメントを解除するか、スイッチをjvm.optionsファイルを切り替えます。
重要: DSE 6.7の時点で、メトリクスの収集はデフォルトで有効になっています。メトリクスの収集を無効にするには、
-Dinsights.default_mode
をdisabled
に設定します。構文
以下の構文を使用して起動パラメーターを変更します。
- コマンドライン:
dse cassandra -Dparameter_name=value
- jvm.optionsファイル:
-Dparameter_name=value
- cassandra-env.shファイル:
JVM_OPTS="$JVM_OPTS -Dparameter_name=value"
警告: 起動操作にパラメーターを1回のみ渡します。
jvm.options
ファイルとコマンド・ラインからの両方から渡されるなど、 起動操作に同じスイッチが複数回渡されると、DSEを起動できなかったり、誤ったパラメーターが使用されたりする場合があります。例
リングに参加させずにノードを起動します。
- コマンドライン:
dse cassandra -Dcassandra.join_ring=false
- jvm.options:
-Dcassandra.join_ring=false
デッド・ノードを置き換えます。
- コマンドライン:
dse cassandra -Dcassandra.replace_address=10.91.176.160
- jvm.options:
-Dcassandra.replace_address=10.91.176.160
DSEメトリクス収集の無効化
- コマンドライン:
dse cassandra -Dinsights.default_mode=disabled
- jvm.options:
-Dinsights.default_mode=disabled