LeveledCompactionStrategy(LCS)

このコンパクション・ストラテジでは、いくつかのレベルにグループ分けされる、固定の、比較的小さなサイズのSSTableが作成されます。各レベル内で、SSTableはオーバーラップしないことが保証されます。各レベル(L0、L1、L2など)は、1つ下のレベルの10倍のサイズです。SSTableは、継続的に、次第により大きなレベルへとコンパクションされていくため、レベルが低い場合よりもレベルが高い方が、ディスクI/Oが均等化され予測しやすくなります。レベルごとに、行キーはオーバーラップしない次のレベルのSSTableにマージされます。データベースが、各レベルのどのSSTableで行キー・データの有無を調べるかを特定できるため、読み取りのパフォーマンスが向上します。