remote.yamlファイルでのGremlin Server用Gremlin Consoleの構成

Gremlin Serverに接続するためのGremlin Consoleの構成方法。

Gremlin Consoleは、DSE Graphを実行するGremlin Serverへの接続に使用できます。Apache TinkerPop YAMLファイルであるremote.yamlは、Gremlin Server情報で構成されています。Gremlin Server自体はdse.yamlファイルで設定されます。
hosts: [localhost]
port: 8182
serializer: { className: org.apache.tinkerpop.gremlin.driver.ser.GryoMessageSerializerV1d0,
              config: { ioRegistries: [org.apache.tinkerpop.gremlin.tinkergraph.structure.TinkerIoRegistry] }}
connectionPool: {
  maxContentLength: 65536000
}

Gremlin Serverを実行しているDataStax Enterpriseノードを識別するホストとポートが指定されます。デフォルトで、ホストはローカル・ノードで、ポートは8182です。ポート値は、dse.yamlファイルのgremlin_serverに指定されているポート値に一致する必要があります。serializer値で、Gremlin ConsoleとGremlin Server間で情報を渡すために使用されるシリアライザーのクラスと構成を指定します。connectionPool設定で、Gremlin ConsoleとGremlin Server間で渡されるコンテンツ・ブロックの最大長を指定します。

Gremlin ConsoleとGremlin Serverの間での認証に関するセキュリティを考慮するには、remote.yamlファイルで追加オプションを設定する必要があります。

dse.yamlファイルの場所は、インストールのタイプによって異なります。

パッケージ・インストールInstaller-Servicesインストール

/etc/dse/dse.yaml

tarボール・インストールInstaller-No Servicesインストール

installation_location/resources/dse/conf/dse.yaml
remote.yamlファイルの場所は、インストールのタイプによって異なります。

パッケージ・インストールInstaller-Servicesインストール

/etc/dse/graph/gremlin-console/conf/remote.yaml

tarボール・インストールInstaller-No Servicesインストール

installation_location/resources/graph/gremlin-console/conf/remote.yaml