DSE In-Memory（DSEインメモリー）
DataStax Enterpriseには、メモリーにデータを格納したり、メモリー内のデータに排他的にアクセスしたりするためのDSE In-Memory（DSEインメモリー）が用意されています。
DSE In-Memory（DSEインメモリー）は、パフォーマンスとコストの目標を最適化するためにDataStax Enterpriseに備えられている複数のストレージ・オプションの一部です。DSE In-Memory（DSEインメモリー）は、読み取りが多い状況で超高速のパフォーマンスを提供します。開発者、アーキテクト、および管理者はDSE In-Memory（DSEインメモリー）を使用して、データベースのどの部分（一部または全部）を完全にRAM内に置くかを簡単に選択できます。DSE In-Memory（DSEインメモリー）は、インメモリー計算に適しているユース・ケース向けに設計されていますが、ディスクベースのワークロードには、DSE Tiered Storage（DSE階層化ストレージ）および従来のストレージ・モデルで対応できます。
DSE In-Memory（DSEインメモリー）は、さほど変更されないデータや半静的なデータセットがある、主に読み取り専用ワークロードが含まれているユース・ケースに適しています。たとえば、夜に更新されるが、昼は常に読まれる製品カタログなどです。DSE In-Memory（DSEインメモリー）は、頻繁に更新されるデータや、ノード/クラスターのRAMの容量を超える可能性のある、単調に増加するデータセットが含まれているワークロードには適しません。