option

システム・オプションによるグラフの構成方法。

構文

option(arg).set( value )

グラフはグラフごとに以下のオプションを使用して構成できます。systemコマンドを設定するには、Gremlin Consoleを使用する必要があります。

1. グラフ固有のオプショングラフ固有のオプションはgraphが前に付きます。たとえば、graph.replication_configのようになります。
オプションの引数 設定例 説明 デフォルト
replication_config(DSE 5.1.3以降ではreplicationに置換されました) { 'class' : 'NetworkTopologyStrategy', 'dc1' : 3 } 1つのグラフのレプリケーション構成を設定します。 {'class' : 'SimpleStrategy', 'replication_factor' : 1 }
system_replication_config(DSE 5.1.3以降ではsystemReplicationに置換されました) { 'class' : 'NetworkTopologyStrategy', 'dc1' : 3 } 1つのgraph_systemデータのレプリケーション構成を設定します。 {'class' : 'SimpleStrategy', 'replication_factor' : 1 }
default_property_key_cardinality Multiple 自動的に定義されるプロパティのデフォルトのカーディナリティ Single

説明

グラフを構成します。オプションを設定できます。

新しいグラフを作成し、graphレプリケーション構成とgraph_systemレプリケーション構成を以下のDSEデータベース設定に指定します。
system.graph('food').
  option("graph.replication_config").set("{'class' : 'NetworkTopologyStrategy', 'dc1' : 3 }").
  option("graph.system_replication_config").set("{'class' : 'NetworkTopologyStrategy', 'dc1' : 3 }").
  ifNotExists().create()
生成リスト:
==>null
レプリケーション設定を検証するには、cqlshツールを使用し、CQLコマンドDESCRIBE keyspace food;を実行します。
注: 以下のオプション(graph.replication_configおよびgraph.system_replication_config)は、DSE 5.1.3以降で置き換えられています。上のテーブルを参照してください。
他のスキーマ設定はグラフの作成時に設定できますが、後で変更する場合は、schema.config()を使用して変更する必要があります。
system.graph('food2'). option("graph.replication_config").set("{'class' : 'SimpleStrategy', 'replication_factor' : 1 }"). option("graph.system_replication_config").set("{'class' : 'SimpleStrategy', 'replication_factor' : 1 }"). option("graph.schema_mode").set("Development"). option("graph.allow_scan").set("false"). option("graph.default_property_key_cardinality").set("multiple"). option("graph.tx_groups.*.write_consistency").set("ALL"). create()
スキーマ設定を確認するには:
:remote config alias g food2.g schema.config().describe()
結果を取得するには:
graph.schema_mode: Development graph.allow_scan: False graph.tx_groups.*.write_consistency: ALL graph.default_property_key_cardinality: Multiple gremlin> schema.config().option("graph.allow_scan").set("true")
すべてのトランザクション・グループの書き込み整合性を設定するために、ワイルドカード*を使用していることに注意してください。