DataStaxインストーラーを使用したMac OS Xへのインストール
DataStaxインストーラーを使用してDataStax Enterprise 5.1をMac OS Xにインストールする手順。
DataStaxインストーラーを使用してDataStax Enterprise 5.1をMac OS Xにインストールするには、以下の手順を実行します。
始める前に
- Mac OS Xは、開発目的でのみサポートされています。
- DataStax Academyの登録電子メール・アドレスとパスワード。
- Java 8の最新バージョンを推奨します。
- Mac OS Xのバージョンによっては、リードラインeasy_install readlineのインストールが必要な場合があります。
要件 | 最低 | 実稼働 |
---|---|---|
CPU | 2 | 16 |
メモリー | 8 GB | 24 GB |
データ・ディレクトリー | 20 GB | 200 GB |
コミット・ログ・ディレクトリー | 20 GB | 200 GB |
保存されるキャッシュのディレクトリー | 20 GB | 200 GB |
ログ・ディレクトリー | 20 GB | 200 GB |
DataStaxインストーラーについて
DataStaxインストーラーは、DataStax EnterpriseとDataStax Agentをインストールします。OpsCenterまたはDevCenterはインストールされません。インストール時に、[Developer Related Tools]を選択した場合は、DataStax Studioがインストールされます。
- インストール後に手動で設定。
- 構成済みのcassandra.yamlファイルおよびdse.yamlファイルを指定するには、コマンドラインまたはプロパティ・ファイル・オプションとともに、無人インストールを使用します。
手順
ターミナル・ウィンドウで:
-
DataStaxダウンロード・ページからDataStax Enterpriseの.dmgファイルをダウンロードするか、以下のコマンドを使用します。
curl --user dsa_email_address:password -O https://downloads.datastax.com/enterprise/DataStaxEnterprise-5.1.6-osx-installer.dmg
注: 以前のバージョンをインストールするには、上記のコマンドでバージョン番号を置き換えます。使用可能なバージョンを表示するには、『リリース・ノート』を参照してください。 - インストール・ファイルをダウンロードしたディレクトリーで、DataStaxEnterprise-5.1.6-osx-installer.dmgファイルをクリックします。
-
DataStax Enterpriseインストーラーをダブルクリックします。
インストーラーが起動します。
-
ライセンス契約に同意したら、インストールのタイプを選択します。
Service Setup
- No Services:このインストールはサーバーをスタンドアローン・プロセスとして設定します。
- Services and Utilities:このインストールはサーバーをサービスとして設定します。ログイン時にサービスを起動するようにプロパティ(.plist)ファイルを設定します。
- Simple:デフォルトのパス名とオプションを使用してDataStax Enterpriseをインストールします。
- Advanced:パス名とオプションを構成できます。
- インストール・ディレクトリーを設定します。
-
ノードを設定します。
表 2. Node Setup Default Interface DataStax Enterpriseサーバーのネットワーク・インターフェイス 単一ノード・クラスターの場合は、127.0.0.0を使用します。
Cluster Name クラスターの名前。クラスターの名前。クラスター内の各ノードに同じクラスター名を使用する必要があります。 Seeds すべてのノードは、シード・ノード・リストを使用して、相手を探し、リングのトポロジーを学習します。 Single node clusters:空に設定します。
Multiple node clusters:シード・ノードのリスト。(すべてのノードをシード・ノードにしないでください。)
追加情報:
開発者関連ツールのインストール 以下が含まれます。 -
DataStax Enterpriseが既にインストールされている場合は、インストーラーによってアップグレード情報が表示され、DSEが以前のインストール場所にインストールされます。
重要: 既存のクラスターをアップグレードする前に、『DataStaxアップグレード・ガイド』を参照してください。
アップグレードのために確認する必要のある重要なファイルはdse.yaml、cassandra.yaml、およびサービス・インストールの場合は/etc/default/dseがあります。
dse.in.shまたはcassandra.in.shが変更されている場合は、代わりにcassandra-env.shまたはdse-env.shに変更を加えてください。これらのファイルを変更することは推奨されません。
-
リング・オプションを設定します。
表 3. Ring Options Enable Virtual Nodes (vnodes) 仮想ノードを有効または無効にします。 Number of tokens vnodeに推奨されるトークン数: - トランザクション・ノード:
128
- 分析ノード(Spark):
128
- Searchノード
8
- DSE Graph:
128
。DSE Searchとともに使用する場合:8
リッスン・アドレス cassandra.yaml: listen_address RPC Address cassandra.yaml: rpc_address - トランザクション・ノード:
-
ノード・タイプを設定します。
表 4. DSEの設定 DSE Analytics DSE AnalyticsにはApache Spark™の統合が含まれます。 DSE Search DSE SearchにはApache Solr™の統合が含まれます。 DSE Graph DSE Graphは、高度に接続されたデータを管理、分析、および検索するためのグラフ・データベースです。 DSE Advanced Replication(DSE拡張レプリケーション) DSE Advanced Replication(DSE拡張レプリケーション)では、断続的な接続が発生する可能性があるソース・クラスターからデスティネーション・クラスターへの双方向で、構成可能な分散型データ・レプリケーションをサポートします。 -
その他のオプションを設定します。
表 5. その他のオプション Start services - [Yes]を選択すると、インストールの完了時にすべてのサービスが開始されます。
- [No]を選択すると、インストール後に追加の構成が必要になります。
OpsCenter Address 任意。OpsCenterのサーバー名またはIPアドレス。 単純なインストールを実行する場合は、「16」へ進んでください。
-
デフォルトのディレクトリーの場所を変更します(高度なインストールのみ):
表 6. Directory Locations Data Directory cassandra.yaml data_file_directories Commitlog Directory cassandra.yaml: commitlog_directory Saved Caches Directory cassandra.yaml: saved_caches_directory Hints Directory cassandra.yaml: hints_directory Logs Directory データベース、Spark、およびTomcatのログ・データ。「Installer-Servicesおよびパッケージによるインストールのファイルのデフォルトの格納先」または「Installer-No Servicesおよびtarボールによるインストールのファイルのデフォルトの格納先」を参照してください。 -
デフォルトのポートを変更します(高度なインストールのみ):
表 7. ポート Storage Port cassandra.yaml: storage_port SSL Storage Port cassandra.yaml: ssl_storage_port RPC Port cassandra.yaml: rpc_port - [System Configuration]で、潜在的な問題に関する警告を確認します。
-
インストールが完了したら、インストール・ログを確認して、インストールを確認します。
DataStax Enterpriseは、追加の構成を開始できる状態です。
- オプション:
単一ノード・クラスターでのインストールのみ:
次のタスク
- 構成およびログ・ファイルの場所 - サービスとパッケージのインストール。
- 構成およびログ・ファイルの場所 - No Servicesインストールとtarボール・インストール。
- DataStax Enterpriseの起動と停止。
- DSEデプロイの計画とテスト。
- DataStax StudioおよびDataStax DevCenterのドキュメント。
installation_location/resources/cassandra/conf/cassandra.yaml
パッケージ・インストールInstaller-Servicesインストール |
/etc/dse/dse.yaml |
tarボール・インストールInstaller-No Servicesインストール |
installation_location/resources/dse/conf/dse.yaml |