ユーザー・データ

ノートブックのユーザー・データと保存場所に関する詳細。

Studio 2のノートブックは、$userdata/eventlogおよび$userdata/snapshotsディレクトリーにある複数のファイルにまたがって格納されます。

スナップショットは、アクティブなノートブック(最近編集されたセルまたは最近実行されたセル)用に定期的に作成されます。これらのスナップショットは、$userdata/snapshots/studio/uuidディレクトリーに格納されます。このディレクトリーには、スナップショット・ファイル(snr-n、最高のsnr-nファイルが最新のスナップショット)が含まれています。これらのスナップショットは、ノートブックの単一のファイル表現ですが、完全に最新ではない場合があります。

以前にStudio 1.0.xノートブックをバージョン・コントロール・システムに保存していた場合は、上述のフォーマット変更により同じストレージ方法を使用できなくなります。ただし、スナップショットの1つを使用することはできます。スナップショットは、ノートブックの単一のファイル表現ですが、完全に最新ではない場合があります。

デフォルトでは、アクティブに編集されているノートブックに対して5分ごとにスナップショットが作成されます。この時間間隔は、configuration.yamlファイルにオプションを追加することで構成できます。
userData:
    snapshotSaveIntervalInSeconds: 300

データの移行

Studio 1.0.xからの既存のノートブックは、Studio 2.0.xの新しい形式に移行されます。Studioは、アップグレードの移行中に、1.0ノートブックのバックアップを$userdata/1_x_backupディレクトリーに作成します。移行が正常に完了すると、$userdata/notebooks/adminディレクトリーは削除されます。

新しい形式への移行中にエラーが発生した場合、以前のノートブック・ファイルは削除されません。