ALTER TYPE
既存のユーザー定義型(UDT)を変更します。
既存のユーザー定義型(UDT)を変更します。
制約事項: プライマリ・キーまたはインデックス・カラムで使用されているUDTの変更はサポートされていません。フィールド型の変更はサポートされていません。
構文
ALTER TYPE field_name ( ADD field_name cql_datatype | RENAME field_name TO new_field_name [ AND field_name TO new_field_name ...] ) ;
構文規則 | 説明 |
---|---|
大文字 | リテラル・キーワード。 |
小文字 | リテラル以外。 |
イタリック体 |
変数値。ユーザー定義値と置き換えます。 |
[] |
任意。角かっこ( [] )で任意指定のコマンド引数を囲みます。角かっこは入力しないでください。 |
( ) |
グループ。丸かっこ(( ) )は、選択肢を含むグループを示します。丸かっこは入力しないでください。 |
| |
または。縦棒( | )で代替要素を区切ります。要素のいずれかを入力してください。縦棒は入力しないでください。 |
... |
繰り返し可能。省略記号(... )は、構文要素を必要な回数だけ繰り返すことができることを示します。 |
'Literal string' |
単一引用符( ' )でCQL文内のリテラル文字を囲みます。大文字を維持するには、単一引用符を使用します。 |
{ key : value } |
マップ・コレクション。中かっこ( { } )でマップ・コレクションまたはキーと値のペアを囲みます。コロンでキーと値を区切ります。 |
<datatype1,datatype2> |
セット、リスト、マップ、またはタプル。山かっこ(< > )で、セット、リスト、マップまたはタプル内のデータ型を囲みます。データ型はコンマで区切ります。 |
cql_statement; |
CQL文の終了。セミコロン( ; )ですべてのCQL文を終了します。 |
[--] |
コマンドライン・オプションとコマンド引数は、2つのハイフン(-- )。この構文は、引数がコマンドライン・オプションと間違われる可能性がある場合に役立ちます。 |
' <schema> ... </schema> ' |
検索CQLのみ:単一引用符( ' )でXMLスキーマ宣言全体を囲みます。 |
@xml_entity='xml_entity_type' |
検索CQLのみ:スキーマ・ファイルおよびsolrConfigファイル内のXML要素を上書きするための実体とリテラル値を示します。 |
- ADD (field_name cql_datatype[,...])
- フィールド名、データ型の順にコンマ区切りリストで入力してフィールドを追加します。既存の行の値はNullに設定されます。
- RENAME field_name TO new_field_name
- フィールドの古い名前と新しい名前を入力します。
- AND
- between句を使用して、複数の変更を行います。
例
このセクションでは、完全名型を使用します。
フィールドの追加
ユーザー定義型に新しいフィールドを追加するには、ALTER TYPEとADDキーワードを使用します。既存のUDTでは、フィールド値はNullです。
ALTER TYPE cycling.fullname ADD middlename text;
フィールド名の変更
ユーザー定義型のフィールド名を変更するには、RENAME old_name TO new_name構文を使用します。ANDでディレクティブを区切って、複数のフィールドの名前を変更します。
cycling.fullname UDTのすべてのフィールド名の名前を削除します。
ALTER TYPE cycling.fullname RENAME middlename TO middle AND lastname TO last AND firstname TO first;
describeを使用して変更を確認します。
DESC TYPE cycling.fullname
新しいフィールド名が説明に表示されます。
CREATE TYPE cycling.fullname (
first text,
last text,
middle text
);