DSEFSの無効化

DSEFSを無効にし、メタデータとデータを削除するための手順。

dse.yaml

dse.yamlファイルの場所は、インストールのタイプによって異なります。
パッケージ・インストール /etc/dse/dse.yaml
tarボール・インストール installation_location/resources/dse/conf/dse.yaml

手順

DSEFSを無効にし、メタデータとデータを削除するには、以下の手順を実行します。
  1. DSEFSファイル・システムからすべてのディレクトリーとファイルを削除します。
    dse fs rm -r filepath
  2. すべてのノードで削除操作が実行されるまでしばらく待ちます。
  3. ファイル・データ・ブロックが各ノードでローカルに格納されているすべてのDSEFSデータ・ディレクトリーが空になっていることを確認します。
    これらのデータ・ディレクトリーは、dse.yamlで構成されています。お使いのディレクトリーはこのデフォルトのdata_directories値と異なる場合があります。
    data_directories:
        - dir: /var/lib/dsefs/data
  4. すべてのノードのすべての dse.yamlファイルでDSEFSエントリーを無効にします。
  5. DataStax Enterpriseを再起動します。
  6. dsefsキースペースのすべてのテーブルでTRUNCATEを実行します。
    dsefsキースペースは削除しないでください。dsefsキースペースを誤って削除した場合は、dse.yamlで別のキースペース名を指定するか、または空のdsefsキースペースを作成する必要があります(この空のdsefsキースペースはDSEFSの起動時にテーブルが追加されます)。
    注: dsefsキースペース・テーブルを削除するか、クラスターからノードを削除する場合は、先にdata_directoriesを削除してください。