データベース・サマリー診断情報の収集

DataStax Enterprise Performance Service(DataStax Enterpriseパフォーマンス・サービス)を使用してデータベース・サマリー診断情報の収集を有効にする手順。

DataStax Enterprise Performance Service(DataStax Enterpriseパフォーマンス・サービス)を使用してデータベース・サマリー診断情報の収集を有効にすることができます。

これらのデータベース・サマリー診断テーブルは、データベース全体レベルの統計を収集します。
  • node_table_snapshot

    ノードあたりの有効期間テーブル・メトリクス。キースペースおよびテーブルで細分化。

  • table_snapshot

    クラスター全体の有効期間テーブル・メトリクス。キースペースおよびテーブルで細分化(クラスター内の各ノードからnode_table_snapshotを集計)。

  • keyspace_snapshot

    クラスター全体の有効期間テーブル・メトリクス。キースペース・レベルで集計(table_snapshotのデータを集計)。

dse.yaml

dse.yamlファイルの場所は、インストールのタイプによって異なります。
パッケージ・インストール /etc/dse/dse.yaml
tarボール・インストール installation_location/resources/dse/conf/dse.yaml

手順

データベース・レベル統計データのコレクションを恒久的に有効にするには:
  1. dse.yaml ファイルを編集します。
  2. dse.yamlファイルで、db_summary_stats_optionsの有効化オプションをtrueに設定します。
    # Database summary stats options
    db_summary_stats_options:
        enabled: true
        refresh_rate_ms: 10000
  3. (任意)統計を更新する頻度を制御するには、dse.yamlrefresh_rate_msオプションを増減します。

    refresh_rate_msにサンプリング周期(このデータを更新する頻度)の長さを指定します。

データベース・レベル統計データのコレクションを一時的に有効にするには:
dsetool perf clustersummary enable
データベース・レベル統計データのコレクションを一時的に無効にするには:
dsetool perf clustersummary disable
パフォーマンス・オブジェクト・サブコマンドによる変更は、再起動すると元に戻り、短期間の診断にのみ有効です。