DataStax Enterprise 6.7の新機能

DataStax Enterprise 6.7でリリースされた機能。

DataStax Enterprise（DSE）バージョン6.7は、ハイブリッド・クラウド向けに設計された業界で最も優れた分散クラウド・データベースです。オンプレミス、リージョン全体、クラウドなど、必要に応じてどこでも実行できる唯一のActive Everywhere（どこでもアクティブ）なデータベース・プラットフォームを容易にデプロイします。Apache Cassandra™の優れたディストリビューションのすべての機能と共に、プロダクション・クラウド・アプリケーションに必要なエンタープライズ・ツールや専門家のサポートを利用できます。

必ずDataStax Enterprise 6.7 リリース・ノートとブログ「 Announcing DataStax Enterprise 6.7 (And More!)（DataStax Enterprise 6.7などに関する発表）」を読んでください。


機能	説明
バージョン番号	6.7以降、DataStax Enterprise、DSE OpsCenter、およびDataStax Studioのバージョン番号は同期されるようになりました。バージョン番号が対応することで、共に属する製品バージョンを容易に把握できるようになります。
DataStax Apache Kafka Connector	Kafka Connectフレームワークを使用して、KafkaトピックからDataStax Enterpriseデータベース・テーブルへとレコードを自動的に同期します。この機能を使用すると、不正/異常検知、金融システム、IoT時系列、類似のユース・ケースなどのイベントに対して、到着した時点で対応できます。プラグインとしてコネクターをKafkaプラットフォームにインストールします。必ず「DataStax Apache Kafka™ Connectorの導入」ブログを参照してください。
DSE Analytics	DSE Analyticsの新機能 Apache Spark™接続層が強化されたことで、パフォーマンスが向上し、安定性が増すとともに、DSEクラスターでのリソース・オーバーヘッドが低減します。 DSEFSの改良点は以下のとおりです。改良されたKerberosサポート。 DSEFSに格納されている多くのファイルとネストされたフォルダーの使用の簡素化。グラフ・データベース分析パフォーマンスの高速化と高可用性Sparkエンジンの向上。「DataStax Enterprise Analytics 6.7の新機能」ブログを必ず読んでください。
Geospatial Search	Geospatial Searchによって、物流、IoT、および財務ネットワーク管理などの地理空間検索ユース・ケースに対するアプリケーションの構築が非常に容易になります。DSE 6.7では、主要な地理空間データ型の自動処理、すべてのDSEノードへの地理空間ソフトウェアの自動インストール、およびCQLでの地理空間ヒートマップの対応が可能です。「DSE 6.7での検索の新機能」ブログを必ず読んでください。
DSE Search	vnodeを使用するDSE Searchの検索パフォーマンスの診断監視が改善され、デプロイの速度と信頼性が向上しました。「DSE OpsCenter 6.7でのバックアップ・サービス—大規模なデータ保護」ブログを必ず読んでください。
データ保護	OpsCenter 6.7の新機能として、Microsoft AzureおよびGeneric S3プラットフォームへのバックアップが追加されました。さらに、復元エンジンが改善され、独立してデータベースを再取得する速度が以前のリリースと比べて飛躍的に向上しました。「DSE OpsCenter 6.7でのバックアップ・サービス—大規模なデータ保護」ブログを必ず読んでください。
セキュリティ	SSLのPKCS11キーストアは、独自のライブラリを追加して、java.securityを更新すると、サポートされるようになります。
DSE Metrics Collector	DSE 6.7が起動すると、DSE Metrics Collectorへのメトリクスとその他の構造化イベントの送信が自動的に開始されます。DSEメトリクスを集計し、既存の監視ソリューションと統合することによって、問題解決と修復を容易にします。DSE Metrics Collectorは、一般的で、サポートが十分な、オープンソースのメトリクス収集エージェントであるcollectdをベースに構築されています。90を超えるプラグインを使用して、解決策を調整し、組織に最も重要なメトリクスを収集できます。無効にするには、「DSE Metrics Collectorを無効にする」を参照してください。「DataStax Metrics Collectorによるパフォーマンス診断の向上」ブログを必ず読んでください。
プロダクション環境のDockerイメージ	DataStax Dockerイメージは、プロダクション環境の使用法に認定されました。「DSEとDocker: 開発からプロダクションまで」ブログを参照してください。
ドライバー	DataStaxドライバーはDSE 6.7用に更新されました。また、DSEドライバーを使用してDSEクラスターに接続するための新しいガイドが作成されました。