EndpointStateTracker MBean

gossiperを使用して他のノードの状態を観察します。ノードや他の操作をブラックリストに含めるために使用します。ブラックリストには、ノードの健全性、ワークロード、およびステータスが含まれます。

EndpointStateTracker MBeanは、以下のパスで指定されます。
com.datastax.bdp:name=EndpointStateTracker,type=core,name=EndpointStateTracker
このMBeanには、ノードや操作をブラックリストに含めるための属性があります。ブラックリストには、ノードの健全性、ワークロード、およびステータスが含まれます。

属性

Blacklisted
診断、修復、インデックス再作成、健全性の確認を行う際に検索可能なノードのリストからノードを削除するためのブーリアン属性。
クラスター全体でゴシップされ、分散検索クエリーのレプリカ選択フェーズで使用されるブラックリスト内でのステータスを設定します。
  • true - 分散検索クエリーに対し、アクティブ・ノードの下のランクにこのノードを強制的に配置します。
  • false - 分散検索クエリーでこのノードが選択対象になります。
ServerID
ローカル・ノードのサーバーIDを識別する文字列。

操作

操作の引数は、特別な記載がない限り、IPアドレスの文字列です。

  • getNodeHealth

    指定されたIPアドレスのノードの健全性を取得します。

  • getWorkloads

    リモート・エンドポイントのワークロードの種類を取得します。再起動しても維持されます。

  • getDatacenter

    Gossiperからの情報またはCassandraシステム・テーブルに保存されている情報に基づいて、指定されたエンドポイントのデータ・センターを取得します。再起動しても維持されます。

  • getActiveStatus
  • 指定されたエンドポイントのアクティブなステータスを取得します。サーバーと必要なプラグインがすべて起動している場合、ノードはアクティブになります。実行時に計算されます。
  • getServerId

    リモート・エンドポイントのDSE Multi-Instance(DSEマルチインスタンス)サーバーIDを取得します。再起動しても維持されます。

  • getCoreIndexingStatus

    指定されたエンドポイントの検索インデックスの動的なインデックス作成ステータス(INDEXING、FINISHED、またはFAILED)を取得します。実行時に計算されます。

  • getRing

    単一の引数であるキースペースを受け取ります。クラスター内の各ノードに関する情報を返します。実行時に計算されます。

  • getIsGraphServer

    グラフが指定されたエンドポイントに対して有効になっている場合にtrueを返します。実行時に計算されます。

  • vnodesEnabled

    vnodeが有効になっている場合にtrueを返します。実行時に計算されます。

  • getBlacklistedStatus
    検索可能なノードのリストから削除されたノードです。再起動しても維持されます。
    注: ゴシップ状態はローカルに維持されます。ブラックリストのステータスを削除するには、Blacklisted属性を設定します。
    nodetool sjkコマンドを使用してノードをブラックリストに含めることもできます。